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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第1章波乱の転移生活
62/423

第60話俺と予想外の転校生

60話です。

「おはよう! 優」



「おはよう千代」



神宮寺(母)さんとの激しい戦いをした次の日の朝、珍しく朝早く来ていた千代と挨拶をした。



「優さん! 千代さん! おはようございますネ!」



メアリーもやって来た。



「「おはようメアリー」」



「優さん、千代さん、今日転校生が来るって知ってますカ?」



「こんな6月の末にか?」



「はい急に決まったそうですヨ」



ちょっと気になるな



「優さん! 大変なのです!」



文美さんが大慌てで走ってきた。



「どうしたんですか? 学園長?」



「それが「おじゃましま~す」勝手に入って来ないでほしいなのです!」



入ってきたのは何と神宮寺桃さんだった。



「桃さん! どうしてここに?」



「え? 優この人の事知ってるの?」



「会長のお母さんだ」



「そうなんですカ?」



メアリーがそう言う。



でも何でここに?



「どうしてここにいるんですか?」



「ここの学校に通うからさ」



はい?



「どうしてこの学校に?」



「そりゃ雄一君に会えるからさ」



「「は?」」



千代とメアリーが殺気を出す。



「おや? 涼しい殺気だねえ」



「どういうことですか?」



「どういうことって私も雄一君狙いだからだよ」



二人の殺気が増す。



不味いなもし何かの拍子に、千代とメアリーが突っ込んだら確実に殺られる。



「ちょっと! 何をしてるんですか、お母さん!」



会長がやって来た。



「あら沙耶香見て分からないクラスメイトに挨拶よ」



「え? 桃さん1年1組に入るんですか?」



「そうよ~優ちゃんよろしくね」



「よろしくねではありません! 年を考えてください!?」



会長がそう言うと教室の気温が一気に下がった。



ちょっ!? 何で地雷を踏抜くんですか!?



「おいなんつった沙耶香」



「何度でも言いますわ! 年を考えなさい!」



「よし外に出やがれ沙耶香」



二人は教室を出ていった。



「千代、メアリー」



私は二人の肩に手を置き。



「あの人には絶対に喧嘩を売るなよ」



私がそう言った瞬間、グラウンドの方から爆発音がした。



グラウンドの方見るとグラウンドが、無くなっており二人はまだ戦っていた。



「ぐ、グラウンドが」



文美さんは膝から崩れ落ちていた。



千代とメアリーの方を見ると、顔を真っ青になっていた。



「もう一度言うぞあの人には喧嘩を売るなよ」



「「は、はい」」



二人は全力で頷いた。



この後の話だが文美さんが、ぶちギレて二人の戦いを止めに行った。



しかし戦いを止められず吹っ飛んでいた。



しょうがないので職員室に行き事情を話して、川井先生に優に変化してもらった。



そして俺は本来の姿、雄一の格好になりグラウンドへ行った。



二人は俺を見つけ次第、戦いを止め近づいて来た。



俺は全力で説教をした。



その際二人は正座していた。



ちなみにその日学校は、グラウンド修繕するため休みになった。




□□□











「雄一さん。来ていただきありがとなのです!」



「いえいえ、大丈夫ですよ」



ちなみに神宮寺親子は今も正座している。



「全く今回は許しますが次は許さないなのです!」



「「はい………」」



二人は深く反省した。



「さてでは解散なのです! 雄一さん帰るなのです!」



「はい」



俺と文美さんは帰って行った。



余談だがグラウンドを破壊してしまったお詫びをしたいと、二人がついて来て料理を作ってもらった。



味は普通に美味しかった。

読んで頂きありがとうございます。

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