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冒険の序盤はとにかくチュートリアルと強制イベントが多い

この垢では初投稿です。誤字脱字の指摘お願いします。その他感想やブックマークもネ!

これは今からちょっと前の話である。

本名は忘れてしまったので、とりあえず今は「ヒノ」と呼ばれている事を言っておこう。


今は異世界に身を置いているが、その前は高校生だった気がする、うん。

また、母親と2人暮らしをしていたのでいわゆる母子家庭、というやつだ。

父親は死に、兄は行方不明だ。

そんな状況に置かれた毎日を別段嘆く訳でもなかったし、悲しみもしなかった。

そんな風に毎日を過ごし、ある日に交通事故に遭った。

流石に死を意識したが、走馬灯というやつを見ることは無かった…。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


そして気付いたら中世風の町のゴミだまりの前に転がっていたんだ。

これがよく世間で言われる異世界と意識するにはちょっと時間がかかったし、自分でも何をしたらいいか分からなかったので取りあえず散策してみる事にした。


種族は人間しかおらず、治安もよく、人々は笑顔である。

そうしたらあまりに唐突な衝突による出会いが発生した。要するに前方不注意で人とぶつかっただけです。

「痛ーい!アナタ、私を誰だと思って?!」

重そうな本を抱えた10代後半ぐらいの「女の子」が、俺の前に倒れていたッッ!

嗚呼、神よ、何故このような雑なシチュエーションを用意したのでしょう。喜んだらいいのか分かりません…。

取りあえず声ぐらいは掛けておこう。

「大丈夫?」と、ややかすれた声で聞く。この世界?での第一声だ。彼女は少し沈黙すると一気に言葉の弾丸をぶち込んできた。

「紳士たるもの、口ではなく行動で誠意を表しなさい!それに服装からして異邦人のようだけどどこの田舎者ですの?!よくもまぁ「大丈夫?」なんて言えますわね!?」

初対面の人間では有り得ない量の罵倒だ。

「名乗りなさい!」

俺の名前…名前?!どうしよう全く覚えてないどうしようどうしよう誰か助けて下さいお願いします何でもしますからこういう時どうしたらいいの誰か助けて(以下略)

「アナタ大丈夫でして?顔色が優れないわよ…?」

分かりやすい動揺を見抜かれてしまう。

「オボエテマセン…」

「え?」

「名前…覚えてません…」

「アナタ…名前を忘れたの?!頭がおかしいのか本当に田舎者なのか…まず私を知っています?」

「知りません(ドヤ顔)」

「アナタ恐ろしく気持ち悪い顔するわね…それと私を知らないという事は異邦人なのね…」

「あの…そんなに有名な方なんですか?」

その時だ。彼女の目が一瞬光る。

「よく聞きました!私はコウル国王立学術院を首席で卒業した後、王の直轄の研究所の名誉研究員という役職に就いていましてこの国では知らない人はおりませんのよ!!」

「この国はコウル国と言うのですか?」

「そこから入りますの?!ここはもっと敬うべき…まあ良いですわ。無知で愚かなアナタに全てを教えて差し上げましょう!オーホッホッホ!さあ!私を侮辱した罪は重いですわよ!」

そう言うと腕を掴み、無理やり俺を連れて行く。


「ねえ、そのキャラクター疲れません?」

「あら、外面は明るい方がモテますわよ?」

絶対モテてないだろ…。

そんな考えを読み取られたのか知らないが、なぜか頭を叩かれた。

日の沈みかけている道を引きずられていく。周りの視線が痛いよ…。






投稿頻度しばらく安定しませんのであしからず 目標 

一週間

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