第四十二話 ネームド・ゴッド
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そして僕と大神さんは、その"気になる場所"に向かって走り始めた。
「そういえば結果市の"神"さんって、一応肩書なんですよね?」
「まあそうだな」
「てことは本名とかってあるんですか?」
「もちろん。教えてやらないこともないぞ?」
「ぜひ教えてください」
「神ちゃんの本名は――――」
『リザルト』
「『リザルト』...?」
「そう。英語で"結果"って意味だな。まるで、神ちゃんが最初から結果市を作る運命にあったかのようだ。」
「確かに...てか、名前ってそういえば誰がつけるんですか?」
「そのあたりは割と自由。自分の好きな人につけてもらえるんだよ。
ただ、神界の出生まわりの話は公の場ではタブーとされてるから、そのあたりは触れられないけどね...」
「なるほどです。ちなみに、大神さんの本名は?」
「僕はマーティって言うんだ」
「へぇ〜ちなみにどんな意味が?」
「僕も付けてもらった時に聞いたんだけど、忘れちゃったんだよね〜」
「自分の名前の意味くらい覚えておいてほしかったですね...」
「ははは!うっかりしちゃってたんだよね〜」
「大神さ...いや、マーティさんっていつもテンション高いですよね」
「あ、無理に本名で呼ばなくても大丈夫だよ
まあ正直どっちで呼んでくれても構わないんだけど」
「わかりました、なら今後も大神さんって呼びますね」
「というか、リザルトさんは誰に名前をつけてもらったんですか?」
「神ちゃんは確か...."八神"って人から名前つけてもらってたかな
ただ、それは神ちゃんが物心付く前のことだから、多分本人は覚えてないと思う
ちなみに、元大神なんだよ〜」
「そうなんですか」
「八神が大神やってたころは割と厳しい人で、神ちゃんが結果市を作っていいか聞いてたときもあっさり断られてたね〜
まあそれでもこっそり作って今の結果市があるんだけど」
「あ、前にそんな話聞いたことがあります
確かその後、一度だけその...八神さんかな?に結果市が見つかって、その時は八神さんの機嫌が良くて見逃されたって...
でもその代わりに、決壊値付きのポイントカードを残して行ったと...」
「そう、まさにそのとおり。機嫌がいいときでさえそんなことをするんだから、普段の状態で見つかってたらどうなっていたことやら...」
なんとなく忘れがちですけど、大神って神の上司的な立ち位置の職なんですよね




