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51チュン目

すいません。投稿予約をミスったらしく投稿できていませんでした……

 白い鰻。それは天然物の証。

 まさかこんなに立派な鰻と出会えるとは……。

 しかし、あんまり大きくなり過ぎると大味になってあまり美味しくないとか?

 でもまぁ、代替品として蛇(しかも食人種)を食べてたしこれは素晴らしいぞ!

 残念なのが今は醤油が無い事か……やっぱり買ってから戻ってくればよかった。今から買いに行くには流石に遠い距離だ。

 先ずはなんにせよ巨大鰻を捕獲する事が先決だ!


 ところで皆さんは鰻のつかみ方は知っているだろうか?

 ヌルヌルしていてつかみ難いことで有名な鰻。実は捕まえ方を知っていると一発。

 それは指でエラを挟むのだ!

 これを知っていたわたしは鰻つかみ取りイベントで無双したら怒られた過去がある。

 まぁこれもコツがいるんだけどね。

 今回もそれでいくつもりです。潜る前に何故か銛を漁師さんから渡されてたけど。

 問題は相手は巨大だ。ならばこちらも巨大で対抗だ!

 メガクリエイション!アストラルフィスト!

 20m騎士の右拳だけ精製した。これで高級魚をつかむぜ!

 せいっ!

 ガシッ!

 のわー!?暴れる!?


「ゴバッ!?」


 息上が!?……あれ?苦しくない……って言うか呼吸してなくないかな?ウン、深ク考エナイ様ニシヨウ。

 自分が水中に居るとか、相手がとても巨大だとか、その辺りについて全く深刻に考えていなかった!

 つい目先のごちそうにつられて焦った!

 うおおー!いけっ!アホ毛!

 陸に向かってアホ毛を伸ばす。四属精霊の力が宿りしこのアホ毛なら何とかなる気がする!

 ガッチリと何かを捕まえた感触!これで首とか腕がもげなければこの鰻は獲ったも同然!

 勿論、わたし自身が引く程この体は頑丈なので大丈夫だろう。

 ここからは、釣り師と獲物の勝負だ!


「うおおおおお!川の主獲ったどーーー!」


「うおおおおおおお!」


 今夜は街をあげてパーティだ!


 獲った獲物はわたしが捌きました。流石にボス。一般家庭にある包丁では文字通り刃が立たなかったので七色アホ毛でスッパスパっと。杭は精製したけど、ビルの基礎に打ち込む様な杭に……広間に大穴を空けてしまった……まぁいっか。

 切り身は町民皆に十分生き渡りました。アーノルドやエリカさん達の分んも貰って冷凍しておきました。……あれ?駄位精霊からもらった能力大活躍……ぐ、ぐぬぬ……。


「私がどうかしました?」


「いや、別に」


 なお、ボスをシメたら駄位精霊は直ぐ来ました。やれやれ一件落着。


「あ!すいません!ちょっと火を見てもらってて良いですか!?」


「おう!任せとけ!こちとら魚一筋20年だ!」


「お願いします!ちょっと買い物行ってきます!」


「え?どこか行くんですか?折角、お祝いに来たのに」


 火の番を魚屋のおっちゃんに任せて、いざ行かん!音速を超えて!

 向かうはこの前遭難の末に辿り着いた港町。あそこには醤油が有るんです!

 ……流石に街の皆にわたしの魔力製謎タレを食べさせる訳にはいかない。

 急げ急げ!皆を待たせられないぞ。……うん?何かフィールドと大気の間で炎が……もしかしてハイパーソニック出てる?速度計なんて無いので分からないけど、大気が燃焼する様な現象ってそうそうないでしょ……。

 ついにわたしも転生主人公達と肩を並べられるチートに!え?神の戦いに参加できるようになってからが本番?それはまだまだだなぁ……亜光速航行とかできるようにならないとダメか。

 というか、別にそこまで強大な力はいらないよ。使い方も使う先も知らないし。

 そんな事よりも今は目先の鰻だ!

 何とかたどり着いたが結構時間がかかった。この世界の一般的な交通手段から考えられない速度出たけど。

 ちなみにこの世界において、ワープの類が使えるのは大精霊達位。その大精霊達もこの世界に満ちる魔力であり、どこにでも行けるのではなく、どこにでもいる、が正しい。

 人と接する為にあの形状が必要なだけなんだとか。所謂、ヒューマンインターフェースってヤツだ。

 閑話休題。

 無事に醤油と味噌の樽をそれぞれ1つ確保しました。

 お金だけは無駄に持ってるぞ!王族に囲まれてるから使い所が無いけど。

 でも領地も持つし、これからは発展に協力していこうと思うよ。

 まぁ先ずは世界を魔物から解放し、日本を救う事が優先だけど。

 また話が反れそうになったけど、樽を鞄に入れてハイパーソニックで帰ります。

 流石に飛行速度が速過ぎてコントロール以外はできそうにない。攻撃は無理だなぁ……まぁこのフィールドで体当たりするだけでも相当の脅威だろうけど。ある意味、わたしがICBM。

 文字通りぶっ飛ばして帰ってきました。

 大精霊が4人揃っていました。暇かこいつら。まぁ、いいや。

 結論から言えば、どさくさに紛れて蒲焼きのタレも入手してきました。ボス鰻の切り身を提供した代わりに。

 味は落ちてしまうけど、レシピも聞いたのでタレを伸ばしてかさ増しします。そうしないと賄えない。

 温度管理は火の大精霊様々。正直、火と水が揃うと最強に見える。ある意味、永久機関だし。いや、実際は魔力使うから永久じゃないんだけどさ。

 それと、今のところ料理と冷房にしか使っていない。だって戦闘は基本的に殴ればどうにかなるし……。


 そうこうしている内にすっかり暗くなり、街の広場の真ん中でキャンプファイヤーを焚き、鰻を焼くという不思議な事態に。

 信じられるか?ここ異世界で、しかもわたしの領地なんだぜ……。

 あ、鰻美味しかったです。ご馳走様でした。


ブクマも100を超えました!ありがとうございます。

楽しみにしてくださっている方には申し訳ありませんが、毎日投稿が厳しく不定期になってしまっています。今後もお付き合いいただければ幸いです。

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