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若者の敬語

日本へ帰って、二人の若者に感銘を受けました。


ブックオフへ行った時のこと。

本をたんまり買い込んで、そのまま友人と待ち合わせの場所へ行こうとしました。

その道はなんとなくわかっていましたが、ちょっと自信がありません。それでレジをしていた大学生くらいの青年に道を尋ねました。


「ああ、アルプス通りだったら、この道を真っ直ぐ行って二つ目の信号、サイデリアのとこがそうです」

と言う簡単な返事を待っていました。


ところがその彼は、

「アルプス通りでございましたら、この道を真っ直ぐにいかれまして・・・・」と、大変丁寧に教えていただきました。

その普通の青年が、ものすごく素敵に見えました。賢いのだと思います。

敬語がきちんと話せる人って、かっこいいと思いました。


でも・・・・・そんなに丁寧に教えていただいたのにもかかわらず、私はそのまま行き過ぎてしまいました。

それはなぜか。そのサイデリアというのが、ファミレスだと思いませんでした。てっきりインテリアの店なのかと思い込んでいたのです。


私の中のファミレスは、ロイヤルホスト、すかいらーくです。この二つはもうどこにもありません。


そして友人と待ち合わせた回転ずしの店も見つからず、(てっきり閉店になったのかと思った)全く反対方向へ行ってしまいました。


友人に迷ったことを知らせるため、デニーズへ。私は携帯電話を持っていないから、中にあるかもしれない(以前はあった)公衆電話を借りようとしたのです。

でも、ありませんでした。

そこの店の、若い店長さんらしい人が、店の電話を貸してくれました。私が電話の扱いに戸惑っていると、友人の番号にかけてくれました。

親切だし、ちょっとウィットに富んでいて、とてもいい印象を受けました。


私は、カナダでも携帯電話を持っていません。必要ないから。一度持たされましたが、電源チャージをしないし、メッセージも聞かないからいらないと判断されました。


でもパソコン、アイパッドは使っています。文明の利器に全く疎いわけではないつもりです。


今回の旅で、この二人が一番印象に残った若者でした。日本の若者も素敵です。


ちなみに、カナダの私の周りにいる若者の敬語?

「あっざ~す」(ありがとうございます)

「そうっすよね」(そうですよね)


そして、カナダ人が日本語で話してくると、その殆どがタメ口です。

日本語を習っているなら敬語を話せと言ったら、「日本人が敬語を使わないのに、なんで僕たちが話さなきゃいけないんだよっ」と。

まあ、そうですね。その通りです。だから、彼らのタメ口、楽しんでいます。



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