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エージェント000   作者: 雨音夜月
26/28

026アローン3

今から30分前………


     【エージェントの隣のビル】

キィッ 


バタンッ

『あの子なら遊んでくれるかな?』

『話しかけないと、!』


シュンッ


!?

『なに…?』

❛見つけた❜

え…?


〘FileNo.03アローンです〙


❛君を探すの面倒くさかった❜

❛でも、それも今日で終わり❜

❛ジュース買って帰ろうかな❜


『自分から遊びに来てくれたの…!?』

『今まで寂しかった』

『ずっと一人で…』

『いつも、攻撃されて…………』

『でも!』

『やっと遊べるね!!!!!』


……………………

❛はぁ〜…❜

❛やっぱり僕、年下って嫌いだな❜

❛煩いだけだから、煩わしい、❜

❛そんなんじゃ、誰にもかまってもらえないのにさ❜

❛早く処理するか❜


パチンッ


シュンッ


『えっ!?』

ばっ


ドンッッ


、??

『かはっ…』

吹っ飛んだ!?

殴られただけで!?

そんなバカな


バッ


『痛いよ…』

『いきなり殴ってくるなんてひどいよ…』

スタッ


❛あの方からは四天王って聞いてたけど、❜

❛おもってたより弱そう❜

❛早くケリをつけようか❜


『へぇ』

『君も、その服装あの人たちと同じなんだ』

『パターン変更』

『約束を破る醜い生物

     そんな生き物には、罰を』

シュッ 


『千本針:千』


シュッシュッシュッ


❛なるほど❜

❛これが四天王❜

❛針を複数出し、真上から降らすことで回避をしたとしても、攻撃があたり致命傷を確実に与えられる❜

❛確実性のある攻撃かつ残忍

相手を絶望されるには十分だ❜

❛そう“普通”なら思うよね❜

❛でも…❜

❛僕には関係ないよ❜


パチンッ


シュンッ

❛こうやって、瞬間移動できるから…❜


『ズルい』


❛ん?❜


『ずるい、ずるいずるい』

『ズルい』

『確かに…それだと攻撃を受けずに避けられる…』

『だから、攻撃は無意味だってことかな』

『でも…』

『これはどう…?』

『千本針:追』


シュシュシュ


シュンッ


パチンッ


シュンッ


❛また同じ攻撃❜


キィーーン(針が向かってくる)


❛ん?❜

❛!?❜


キィーーン


パチンッ(052が指を鳴らす)

シュンッ(052が瞬間移動する)

グワンッ(針が曲がる)

キィーーン(針が045の方向へ向かっていく)

パチンッ(052が指を鳴らす)

パチンッ

シュンッ(052が瞬間移動する)

シュンッ

キーーン…(建物に針同士がぶつかり)

カラン(下に落ちる)


❛針がついてくるのは意外だった❜

パチンッ


シュンッ


グッ


❛けど…それも僕には通じないね❜


ドンッッ


『ぐっ…、!』

ドンッッ


ドドドド


『くそ…』

『また、暗闇の中になんかいたくない』

『千本針 追』

シュシュシュ

『そして』


バッ


『千本針 追』


シュシュシュ


❛左手と右手の上から針が千本ずつあわせて2千本か❜

❛でも無駄❜

❛どうせ僕には当たらない❜


パチンパチン


シュンッシュンッ 


『え、?』

❛終わりにするか❜


シュンッ


『なっ…!』

『ぐっ』


❛ばいばい❜


『あ〜えーと』

『動くな〜』


ばっ

❛なっ…、!❜

体が動かない…?


〘怨獣反応です〙

〘No.File.20 妬みです〙


❛やっぱり怨獣か❜


スタッ


あ〜あ、妬ましいな〜

危うく、獲物を君に取られるところだったなぁ〜

だれ?

私と遊んでくれるの…?


『ん?』

『お〜』

『四天王アローンここにいたのかぁ〜』

『お前も妬ましいんだよな〜』

『同じようなことを繰り返すだけのお前のようなやつが四天王をやってるなんて〜』


『妬ましいな』


『まあ、そんなことどうでもいいんだよな〜』

『僕の計画に必要だからさぁ〜』

『まずは、君からだよ〜』

ん?


パチンッ

❛長い話はつまんないよ❜


『あ〜』

『もう効果が切れちゃったか〜』

でも…

『出てこ〜い』


ジジッジ


〘怨獣反応です〙


❛お前も因果の使い手ってことか❜


『ヒャッハー』

『何回も呼ばれるなんて悔しいぜ!』


❛初めて見る怨獣…❜

❛でも、❜


パチンッ


シュンッ


パチンッ


シュンッ


『あ〜』

『妬ましいなぁ』

『コソコソ逃げ回って〜』

『止ま…』

『ん?』

『あれ〜?』

……………………

『あ〜〜あ』

『逃げられちゃったか〜』

『まあいいや』


『あいつは、たまたま見つけだけだしね…』

『また探せばいいからね〜』


ドンッッ


『くぅ〜』


パチンッ


シュンッ

❛よそ見はしないほうがいいよ❜


『はぁ…』

『あ〜妬ましいなぁ〜、』

『000と同じぐらいに』


          【車内】

『しかし、アネモネ様…』

『やはり、納得できません』

『なぜ、あのような怨獣にアローンのことを伝えたのですか?』

『私達のことを明らかに下に見ている目でした』

『私が、あの怨獣をその場で倒すこともできましたのに…』


『そうだな…』

『確かに、お前の言うとおりあの怨獣をあの場で始末しても良かった』

『だがな…』

『今回はあくまでも取引だ』

『言葉だけではな』


『どういうことですか?』


『まずはだな、』

『戦いにおいて一番の勝利とは何だ?』


『それは…』

『戦って勝つことだけだと思いますが…』


『いや違う』


『一番の勝利は戦わずして勝つことだ』

『つまり、漁夫の利』

『アローンとあの怨獣を戦わせて互いに弱ったところに、TGAの幹部が両方を倒す』

『それが、一番の戦い方だ』


『それは、納得しました 』

『ですが、それならなおさら』

『あのような雑魚に任せなくても、私が両方怨獣を倒せば良い話ではないでしょうか』


『いや…』

『大事なのは戦わずして勝つことだ』

『それに、万が一お前が…』

……

『いや、なんでもない』

『忘れてくれ』


『はい』


『さて、そろそろ…始まっただろう 』


『ようやく始まる…』

ガチャッ


『よし、私達も次の準備にとりかかるぞ…』


『はいっ…』


つづく


次回投稿予定 8月16日 22時

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