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シルファエピデン3章

ニーナは、朝起きて精霊に水をやる。精霊の水やりがすっかり習慣に成って来た。

そこら辺の蔓をブチブチ切りながら、強度を確認している様だ。

丈夫で気に入った蔓を見付けたようだ。ヅルヅルと蔓を引き摺りながら、剣とジョウロが置いてある場所までやって来た。この蔓を何に使うのだろうか?

ニーナは剣に蔓を巻き付ようとしている。試行錯誤してガッチリ結んだ。

すると、蔓をブンブンと振り回した。剣を鎖鎌の様に使おうと言うのだ。考えた物だ。

少し危なっかしいが、振り回していたら、木の幹にちゃんと刺さった。たまたまだが威力が有ることが証明された。

その後も武器をちゃんと扱えるように練習をしていると…木の枝に絡まってしまった。その時「ギュアアアア!」奴が現れた。「ニーナ!」「悪いタイミングで来るわね。」

ニーナは焦って、木の枝毎強引に引き抜いた。

そのまま勢い良く魔物を切り付ける。

何度も切り付けるうちに、絡まった枝は粉々に成りながら取れた。「新しい武器を作ったからこの前見たいにはさせないからね!」「ニーナ僕の為にごめんね、頑張ってこいつを倒してよ!」

「グオォ、ギュアアアア!」

魔物は怒り心頭の様だ。

何時にも増して猛烈に鞭で攻撃してくる。ニーナも負けじと鞭を剣で受ける。

魔物は次の作戦に出た。

幾つもある全ての鞭を、一斉に振りかぶった。

ニーナは当然の様に武器を振りかぶる。

ニーナは、魔物を真っ二つにする様に、剛速球の剣を投げた。

しかし、怪物の鞭は剣に繋がれている真っ直ぐ向かってくる蔓を覆うように、絡めて封じた。

紙一重だった。

が、相手も鞭を全部使ってしまったのでは、と思ったら、鞭を一本だけ残して有る。

魔物はニーナを叩きのめした。


夕方。薄暗く、雨が降って居たが、大きな木が有るお陰で濡れずに済んだ。

ニーナは起きた。今まで気絶してたようだ。立ってみる。腕を右、左と伸ばしてみる。足も左右振ってみた。幸いにも頭に小さな瘤が出来ただけで、普通に動ける。

疲れきって居たので、この日は精霊の水やりをせずに寝た。

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