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47話

 翌日、座学をいくつか受けたアクオスら3人は、まず事務所でクノギとシャーレをそれぞれ契約獣としての登録を行った


「しかし、赤獅子を狩ったのが君達だったとは……」

「あれ、なんで赤獅子のこと」

「そういう情報はまずここに入るからな。はい、登録完了」

「ありがとうございます」


 事務所にいるその人は以前にアクオスの登録を担っていた人物だった。

だからなのか、彼はバイトのことや契約獣についていろいろと3人に教えてくれた


「実はバイトで3年しか受けれないジャンルもあるって知ってたか?」

「いえ、さすがにそれは知りませんでした」


 彼は知ってたら問題だけどな、と軽く言って1枚の資料を3人に見せてくれた


「これは?」

「3年しか受けれないもののひとつ……とは言っても、ようには討伐なんだけどな」


 その資料には確かにジャンル部分に討伐と書かれていて、その内容は討伐手伝いとなっていた


「討伐手伝い?」

「そ、回復持ちとかがよく取るんだよな。もちろんそれ以外も受けてるけど」


 学年によって受けられるジャンルを変えているのは力の使い方を学んでる段階だからということから

だからこそ今回のことは学校側からすれば衝撃が大きかったのだと事務所の人物は言った。


「ついでに言っておくけどね、赤獅子なんて学生が討伐できるようなランクの獣ではないはずなんだけどな?」

「すごかったぞ。アクオスの魔法!」

「結界ってあんな使い方があるんだね」

「あー……そういうことか」


 事務所の人はフォルトの言葉に何かを納得したのか、その話はそこまでとなった。


「そういや契約獣の証は買いに行くのか?」

「あ、仮のは貰ってるけどやっぱかっこいいのつけてやりたいからな」

「証売りの店までの地図を書いてやろう。品ぞろえならそこが1番だからな」



 3人は事務所の人に礼を言うと地図を頼りに契約の証を買いに学校敷地の街へとやってきた。

スイートカフェから小道に入って、3本目の小道を右へと曲がり、その先を進めばそこに教えられたその店があった。


「証ですね、フライフィッシュとシーフキャット……こちらあたりはいかがですか」


 店員に契約獣の証が欲しいと伝えれば、その人はいくつかのものを見せてきた


「うへぇ、どれがいいかわかんねぇ……」

「クノギにこういうのどう?」

「おー、いいな」


 アクオスが手にとって見せたのは深い藍色をしたリングだった。

そのリングの中央には緑色の石が埋まっている


「おー、クノギに似合いそうだな!」

「アクオス君、ぼくのも見立ててくれる?」

「うん、いいよ」


 そう言ってアクオスがシャーレに選んだのは、空色の石がついたブレスレットで、ついでにと赤いバンダナを選んでいた。


「ボクもそんなにセンスがあるわけじゃないからね」

「ううん、すごくいいよ! ありがとう、アクオス君!」

「アクオスありがとな!」

「どういたしまして」


 2人はさっそく買った証をそれぞれ契約獣に装着させ、嬉しそうに観察していた。

その様子はまた寮の夕食時まで続いたのは言うまでもなく……

事務所でお話して証を買うお話。

もう次の次くらいで進級させてもいいかもしれない

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