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エピローグ
その年の秋。
イワオの経験と勘にスカイブルー姉妹の知識を合わせ、品種改良を重ねて異常気象でも鈴なりに実った稲を1束ずつ刈る、農園恒例のイベントが晴天の下行なわれた。
その中に、イワオからアドバイスを受けながら、ポリバケツを使って自分で育てた稲を刈り、
「……結構重いんだね。お姉ちゃん」
「でしょ? というか、私のときよりいっぱい生ってるじゃないか。シオンは才能あるよ」
「そうかな……。ふふ……」
見守ってくれている姉に掴んでいる束を見せ、人間らしい微笑みを浮かべるシオンの姿があった。




