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ただの人形が天才魔術師になるまで  作者: 戸崎猫男
第3章:ダンジョン攻略編〜ただの人形がA級魔術師になるまで~
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第62話 謎の剣士



                    1



「なぁアンタら。忙しい中ワリぃんだけどさ。

ちょっと俺氏の"調査"に付き合ってもらっても良いかな?」


後ろから声が聞こえた。

振り返ると、そこには見知らぬ10代前半ほどの若い剣士がいた。


誰だこいつ?そう自分は思っていたが、これだけはわかる。

この人はヤバい、と。


並の剣士と比にならないほどの圧がある。

こいつはもしや剣王か?それとも1番強い『剣聖』に次ぐ強さの『剣豪』とでも言うのか?‥‥‥‥‥ふっ、笑えないね。


『いいですよ、その"調査"とやらに付き合います』


自分は勇気を振り絞って、そう言った。

すると、周りの視線が強くなったような気がした。


自分、何かヤバいことしたかな?と疑問に思ったが後々、その意味を自分は知ることとなる。



                    2



「ほう。そなた、中々の見どころがあるな。

その勇気、素晴らしいエレガントッ!」


そう剣士は言った。 エレガント?何を言っているのだ?

と思いつつも、彼の話を最後まで聞いた。


「では、"調査"についてお話しさせてもらうぞ。

"調査"とは、アンタらがどれだけこの世界の害ではないかについて調べることだ。

そしてアンタらがどれだけこの世界の害でないかはどう基準するかを教えるぞ。

まず俺氏と戦ってもらう。

そして俺氏に勝ったらアンタらは世界の害じゃなってことだ。

ちなみに、俺氏と戦う奴はアンタらが決めてもらってもいいぞ」


はぁ!?戦う!?

何を言っているんだこの人は!!


もし戦ってとしても勝てるわけないじゃないか!!

そう思った自分に師匠が話しかけてきた。


それも小声で。


「リドール、俺をアイツと戦わしてくれ」

『何を言っているんですか!?』

「ああ、俺もわかっている。

アイツはヤバい。

正直圧が強すぎて汗を大量にかいている。

だが、なぜか俺の精神が、アイツと戦えと言っているんだ。

まるで、過去の仇のように」


仇‥‥‥‥‥か。

もしかして、あの剣士と師匠は過去に交際していたということか!?


もしそうならあの剣士は師匠の仇を作るほどの凶悪な事をしたのか‥‥‥‥‥‥

‥‥‥‥うん。ここは師匠に任せるとしよう。


そして、師匠と剣士の戦いの幕が開いた。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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