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ただの人形が天才魔術師になるまで  作者: 戸崎猫男
第2章:霊園教編〜ただの人形が宗教を潰すまで〜
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第26話 目覚め

連載再開です!

「ヴィリアさん!

目覚めました!」

「わかった!

すぐそちらへいく!!」


ここは……………

そうだ、俺は全身に注射を打たれて、神と名乗る人と喋って‥‥‥‥‥‥


そこからは覚えていない。

ただ、今目が覚めたということだけはわかる。


でも、なぜかやる気がおきない。

体を動かすことすらできない。


喋ることもできない。

できることは、息を吸うことくらいだ。


「この声が聞こえますか!?」


そして、今俺の前に30代前半の男性が立っている。

なにかを言っているのはわかるが、喋れないから返事が出来ない。


「くっ、もう廃人状態に陥ったか……………」


廃人状態?

この人は何を言っているんだ?


……………もしかして、俺はあの注射のせいで廃人になったということか?

確かに思い返してみれば、やる気がおきない、体を動かすことすらできない、喋ることもできないのなら、廃人状態と言われても納得ができる。


「ヴィリアさん、この人が廃人状態から普通の人へ戻るには、どういったことをすればいいんですか?」


俺の前に立っている30代前半の男性の横には、目の下にクマがある茶髪のマッシュルームヘアの10代後半の青年がいた。


「…………この世界で、現在廃人状態から普通の人へ戻る方法は、『トゥアルー迷宮』というS級ダンジョンのダンジョンボスが持っている『全治の薬草』を摂取することだ。

それ以外の治療法は現在はない」

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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