表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
犬上家の冒険  作者: 昭和道らむね丸
23/26

くだくだ

前来たときは気づかなかったが40分しっかりと堪能しようと

ケパブを食べながら歩いている

中通りから離れると印象が変わり明らかに貧困層あろうな人々がめだち物乞いをしてたりする


この国では国民であれば生活がたち行かなかったりすると役場に相談し地方で王の直轄地の小作人として最低限生活できる保証がある

小作人になれば黒パンなども定期的に支給される、新品ではないが作業着は豊富にある、共同生活だが屋根もあり雨風もしのげる


しかしこの人々は明らかに異質だ

奴隷紋もない


奴隷ですら人権があるのだ


まあ借金奴隷限定ではあるが

犯罪奴隷

戦争奴隷

などはその限りにはない


粉もん屋の店員に聞いてみた、あの人達は何?とね

同盟国のサルゴン帝国から逃げて来た人だよと言う。

住民の移動は都市籍を抜かないとできないし収入がないと認められないが

同盟国が観光籍で入国し帰国しない違法者だという

帝国との取り決めで帝国民は帝国がミカリィエ国民はミカリィエ国が裁く事になっている


そこで彼らは帝国を出たいミカリィエでは許可できない

帝国から許可を貰えればいつでも場所は制限しますが受け入れますよ!というのがスタイルだ、小作人は貴重なのだ

国としては速く帰ってくれーとそして許可貰えばいいだろって思っているがなかなか動かないのが現状だ

帝国は帝国で戦争が嫌で逃げる軟弱者はいらんし国家経営を考えたら火種にもなる者たち会心して戻ればいいが…というところ

実際帝国側では戦争が続いていて虫型の魔物を使う魔族が昼夜限らず攻撃をしているのに難儀なもんよと


「ちょっと話を聞いてみよう」

「ものずきね」


物乞いの男性に近付きケパブを渡した

彼はガツガツそれを食べた

ケパブは銅貨3枚!羊肉とレタス、茹でたほうれん草を塩ダレをかけて挟んだだけのシンプルなやつだがこれがうまい、黒パン何ていらなくない?安いし栄養バランスもわりかしいいよってぐらいの格安ジャンクフードだ


食べ終えた頃、聞いてみた


「国に帰らないのか?」


「あの国はおかしい!魔族だって話せばわかるのに戦争をしてる」


「でも虫型の魔族もいるんだが…」


「それは帝国が魔族を殺すから行けないんだ!戦争反対!我らはわかり会えるはずだ」


「それこの国で言う意味あります?この国今魔族と戦争らしい事何一つしてませんよ?自国に戻って知り合いや上に言えば…」


「どうした?」


「こいつが国に帰って戦えっていうんだ」


「人を殺せ機械になれって君は言うんだね」


「ハイ!」ニコニコしながらいった


「君は狂ってる!狂人だ私は元リッキ大学助教授で精神科医のリカンだ」


「その肩書意味あるの?毎日、魔物が人を殺してるんだよね?酒を交わしたら襲ってくる魔物が動きを止め帰ってくれるの?」


「人殺しの思想だ!悪魔つきだ!」


「じゃあどうするばいいの?」


「…」

「逃げてきただけじゃねえかこちとら14で剣ふって生きてんだ誰かが汚い血を被る事で平和になるんだバカタレ!!人との戦争は格下の相手じゃないと始まらないが魔物とりわけ虫は違うぞ!!」


「なあ朱天」

そういうとフードを外し角が顕になった


「本能のまま貪るやつもいます、獣人型も寿命が短く進化をせねば死ぬものもおります」


「話し合いで解決出来そうか?」


「魔族にも様々います可能なものもいるでしょうが無理ですな」


「うわあああ!こいつ角がある魔族だ!殺されるぞ!」


そういうと貧困層の集団は散り散りに逃げた、腰を抜かしたものが何名かいる


「人間とは難儀ですな、このような輩はゴブリンやオークの餌にすればいいのに」

「豊かさが招いた歪んだ思想家達だよ」


学者風の男が壊れた機械のようにボソボソ喋っている、時たま奇声をあげるが大まかな内容はこうだ

帝国は魔物を捉え四足を切り落とし魔核を覆い魔物や犯罪者や戦死者の肉をミンチにしたものを魔物の口に流し込んで魔力工場を作っている、それでその魔力を使い量産型魔剣やら武具をつくり戦っている


「どう思う?、朱天、沙紀、みんな」


「蚊とかブンブン飛んで血を吸われて死ぬんだろ?戦える武器や守る防具は必要だよ島津」

「でもやり方がねえ」

「帝国ならやりそうだね」

「主殿、これは戦争です致し方ないのでは?」

「ララとしては血がドバドバするのはいやねえ武器とかつくるより結界作って囲っちゃえばいいんだけどそうしたら弱い魔物は入ってこれないし何か変だなって思っちゃう」

「とりあえず帝国は怪しい他所は他所まずは自分からで後回しかな」

「そうだね、しかし魔力工場かあ何かする為に一定数の魔物や魔族集めてたりね、魔力量が膨大になれば発動できるやつとか」

「慶ちゃん荷電粒子砲だよ!!アクシスの隕石落としとかだよ!」

「ハイハイ」

「大規模な魔力…文献にある魔道兵士の製造とか?人造天使とかの」

「へえ人造天使かあ!ララ、大天使と人造天使どっちが強い?」

「大天使ですね!そもそも人造天使の強さって下から3番目ぐらいですぞ!最下位の私が言うんだ間違いない!!ヴァン男爵のが圧倒的に強いぞ」

「違うかあ、じゃあなんだろうね」

「数は力ですぞ!!蟻は像も倒します、弱い人造天使が大量にいたら…驚異ですぞ」

「まあ警戒だけはしておこう、それに沙紀がいってた荷電粒子何てしたら大気の流れもこの星の自転さえかわり自滅しか浮かばんしどうやって防げばいいのかわからん(笑)現実的じゃないよ!!」

「宇宙船とかに装備して!!!」

「技術的に無理、基礎がなさすぎる」

「まあまあ!甘いもの食べてリフレッシュしましょ」

「リンゴ小さいし酸っぱいし」「杏子とキウイとジャム塗ったクッキーぐらいしかない…寒天あるならと牛乳混ぜてフルーツを加えて楽しもうとおもったのに寒天がない、ゼリーがあるんだから…」

「あの人寒天がこの国にあるとは言ってなかった、鰻はあるとだけ!それにただのゼラチンというオチもありうる」

「ん〜天草探して寒天づくり?知らんぞ!」


「ぷぷ」

「兄様!!教えてあげればいいじゃないですか?ババロアでも使ったのですから」

「あ〜そうだな寒天にこだわってるがキーはゼラチンだぞ?ババロアもゼリーも牛乳ゼリーも同じ!!!」

「私達も探すのに苦労しましたは、建築資材の材料にそれがあったなんて(笑)ニカワよ、豚の皮の脂などからからつくられる接着剤、工業用だし口に入れるのはちょっとと思いましたがないものは仕方ないですわ」

「ババロア 牛乳ゼリーは既にありますよ?食べて見ますか?」


「灯台下暗し!!!」


「それにところてんとゼリーは違いますわよ」


「天草は海藻ねそれを煮詰めて汚れを落とし酢をいれて溶かしそれをこしたら固まるのです」


「寒天みたいなのを作りたいならちょうどいいじゃない!!リザードマンたちから仕入れて実験だろ!サンドラが喜びそうだから俺は仕入れてみるぞ」


「涙をふけよ」


「林先輩!!」


「そろそろ時間よ」


ぐだぐだの中言われたとおりの場所についたら5名のリザードマン


定期的には来れない


今日だけ特別だあと魔道具やら火竜シリーズ、アイテムボックス

目玉はこれだと飛行魔法補助装置

皆は狂喜乱舞で勝った!!契約魔法もついて下級アイテムボックスが1金だ、買わない理由はない!!

しかし悲しいお知らせ一人1個なと言われて…

そして5人の中で特別に1人中級アイテムボックスを39金で売るという

中級試験を受かってるものは2名!!

両者とも流石に3900万相当はすぐに出せない

ただ二人が合わせれば買える、二人は譲り合いらちがあかない

そこで一番慕われてるもんが持てばいいと多数決

内心自分がリーダー格だと思っていた言い出しっぺ年長リザードマンは敗退

そんなあ!と抜けるような声

皆でお金を出し合い無事、購入ができたのである


そのやり取りを冷えたババロアを食べながらのんびり見ていたがそろそろだなと声をかける


「少しリザードマン達に頼みたい事があるがいいか?」


「言ってみろ!!こんな凄腕で美人な魔道具技師を連れてきたお前の頼みだ」

「おい!聞いたか?リザードマン達からみたら私は美人か?じゃあこいつは?」

「人間族の容姿はどれも似ててわからんがこの中ではお前が一番だ!!」

ただのおばちゃん何だが…


「え〜と話進めますねじゃあ!鰻と海藻をいくつか欲しい以上です」


「そんなんでいいのか?」


「うむ、料理の研究しているのだ」

すーと差し出す

「天丼と言います、食べてみて下さい」

スプーンで頬張る

「これはうまい!」「どれ俺にも!」

皆で1つの天丼を食べた


「駄目かもしれないが海藻には可能性があるので実験したい、鰻も同じだ」


「ついでだがアナゴとかもいるか?形は似てるぞあとはウツボとかや海蛇とかも」


「おまかせする」


「アマンダは食べたい魚や貝はあるか?俺潜って取ってきてやるよ」

「俺もだ!アマンダの為に取ってくるぞ!!」


「アマンダがさっきからアワアワしかいってないから」


「おい!みんな聞いたか!!よりによってアワアワかよ気合入れて倒さないとな!!」


「アワアワって?」


「お前らは陸人だから知らないか3メートル級の海老型の魔物だ凄いうまいが凄い危険」


「マリンちゃんマヨネーズ増産しておかなければいかんかもしれん、海老マヨという料理があるのだ」


「あのシャカシャカ地獄再びですわね…」


「勘違い…」

「いいんだ皆まで言うなこの勘違いのビックウェーブに乗らないと!!あのカニの魔物ですらあの旨さだ」


「アマンダさんも食べたら喜ぶ味になるはず」


「ふうふうふうふうふうふう」


「アマンダ?」


「毎月は来れないが偶数月にはきてやるよ!!前もって何が欲しいか言ってみろ!!したら用意するから」


「そうそうもの売りがたまにくるはず追い返さずに買ってくれいいものだ今日はサメ皮とかがないから山葵をおろせないが魚と相性はいいものだ、これな!」


「これを持って来たら買えばいいんだな」


「サメ皮とかもあれば次にきた時に買う」


「わかった!」


「あと腐った魚や駄目になった魚を欲しい畑の肥料にする」


「アイテムボックスもあるし俺達は必要以上のものは取らないぞだからそんなには集まらんと思うがわかった。」


「ん〜今は大規模にしないからそれでいいかな、たくさんいる魚などをゆくゆくは肥料にしたいのでお願いする」


「食べずに肥料かあ人間族はつくずくわからねえや、だがわかった、どの魚がいいかめぼしはつけとくよ」


「ありがとう」


こうして結意義に交渉は終わった。


僕らは引きこもり勇者らしく寄り道せずそのまま帰った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ