表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/5

1 始まり

鏡を題材にした物語です。



早くに目が覚めてしまい、階段を下りて洗面所の鏡の前に立っている。


何故早く起きてしまったのか?と言えば、鏡に映るもう一人の私が、私に話掛けて来る夢を見たからだ。



もうずいぶん前の話になるけど、小さい頃2~3歳の頃だったか、いつも鏡の前で話していた?と聞いた事が有った。



・・・・



『私って、鏡の前で話してたの? 』



『そうね~、楽しそうにしてのは覚えてるけど、鏡に映った自分を見て面白がっていた?』



『なんだか恥ずかしい』



『ん~、そんな事無いんじゃない?いつも鏡の前で遊んでいたから、子守は時は助かったな~』



『そうなんだ』



『ずーと鏡の前で、はしゃいだり、ぶーって怒ったりしてたんだよ』



『・・・ますます恥ずかしいじゃん、もう』



・・・・



夢を見たからか昔の事を思い出してしまい、改めてこう鏡を前にしてまじまじと見つめてみる。


・・・変わらない、私が映っている。



「うーん、そうだよねー鏡だもんねー」



そう言いながら、意表をついてバッと横へ飛び鏡を見てみる。


何も変わらない、鏡に映る私。


はぁーーって溜息を吐いてる途中で、バッと下へ蹲り、そしてゆっくりと顔を上げていく。


・・・やっぱり、同じ様に映る私、だった。



「うーーー、こうなったら!」



両手の人差し指で口を横へ引っ張って、舌をベロベローとして「どうだ!」って感じで見返してみる。


・・・やっぱり、何も変わらない、鏡に映る私だった。



「何やってるの?」



気が付くと、呆れた様な顔で私の事を見る、お母さんが立っていた。



「あ、お母さん、おはよー」



何事も無かった様な感じでおはようって言ったからか、ますますあきれ顔になるお母さん。



「起こされる前に起きるのは感心なんだけどなー」



ジト目で私の事を見て来るお母さん。



「ほらほら、そんなはしたない事するもんじゃないわよ?可愛い顔が台無しになっちゃうから」



「可愛い顔って・・・」



親から「可愛い顔」って言わてもねー、親贔屓じゃないの?って思ってしまう。


私がう~んと唸っていると、呆れてたけど気を取り直したお母さん。



「ほら、早く顔を洗って来てね、朝ごはん出来てるから」



「はーい」って言おうとした所で、あの顔のままだった。



だから指を抜いて「はーい」っと改めて返事をした。


ヒリヒリする口の周りをさすりながら、改めて鏡を見るとやっぱりなにも変わらない、鏡に映る私だった。




汐野 あい(しおの あい) あい あいちゃんと呼ばれる。


高校2年生 17歳


ごくごく普通の女の子、だと思うんだけど。


明るく、少々ドジな所も有りながらも、明るく周りを明るくさせている、と思う。


どうやら周りから見て可愛いく見えるらしく、良く雫香には告白されたり抱き着かれたりと、恋人的な振る舞いをされる。


他の仲良しグループの娘達にも可愛がられて?みんなから一斉に抱き着かれて苦しんでしまう事も。


だた最近、気になる事が有って、でもどうにもならない事だって分かってるんだけど・・・ 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ