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誕生日

夏木明人は、翠星(すいせい)高校の2年生である。


祖父に魔術師、総司、父に蒼龍を持ち、血統を誇らしげに抱える魔術師の家系だった。




 明人は、竹のような繊細さを持っていた。

 


 両親は既に居なかった。父、崇人と母、明子は、明人をあまり愛さなかった。




「ただいま、ってじいちゃんいないか」

明人は、玄関でそう言い靴を脱いだ。

まだ頬を打たれた感触が残っている。



『どうしで僕は争いが苦手なんだろう?』


 そう明人は、思い、ベッドに寝転ぶ。天井を見る。




 その問いに答えるものはいない。





『お前は十七才の誕生日に、自分の能力に目覚める』そう祖父は、予言した。




 その十七才の誕生日まであと二日しかない····· 



 世界は彼に何の役割を与えるのか。それは、誰にも分からないのだ。






すいません。作者少し休んでました。



直しました。20260616

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