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風のグラスゴー 旅立ち編  作者: 玲於奈
36/41

余裕のヨッチャン

なし

どのくらいの受験者が

最終まで残ったのか

廊下の様子では

全くわからない


廊下は

ひとけもない


はじめて来た文学棟15階

こんなに高層階があったとは

突き当たりの

窓から

眺めを楽しむ。


花火大会にはもってこいだな

意味のないことを

ぼんやり考えた。


中から人が出てきた

名前はわからんが

筆記で余裕のよっちゃんの

ヤツ。


見れば

あなおそろし。


顔が青ざめている


折られると

立ち直れないのか


何もない私には

関係もない


どうせここまでも

運だろう


ひらきなおって

中に入る


試験後すぐの入室で

中はざわついている


学生課が名前を呼んで

それからはいったんですけどね


波乱があったのか


それにしても

威圧的な配置


窓を背に

ブラインドを下げ


窓側に一列に

教授陣10名ほど


うちの担当教授をさがしたが

みあたらず

こういう時の切り札が・・

(風のグラスゴー参照)

なし

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