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風のグラスゴー 旅立ち編  作者: 玲於奈
24/41

作戦名は、NATUME

なし

これだけ

留学対策のできる人は

日本にはいないだろう。


なんてったって

英語指導助手を

呼んじゃう方の人だから

そう思った。


そんなさんぺいTが

はっきりと言う。


「これからは

 時間がありません

 特訓です」

「目標を

 はじめの出会いどおり

 NATUMEの

 留学を目標にします」

「作戦名は

 NATUMEです。

 おぼえてくださああい。」

おぼえてくださあああいを

そらに向かって言う。


これがウイットか。

つらい勉強も楽しくなりそうだ。


続けて

さんぺいT。


「夕方 4時30分あたりからの

 大学の5限目の時間で

 空き教室で

 レッスンしましょう」


時間と場所を有効活用

なかなか

かしこい作戦だ。


その場で5限目が

入っている時間を

確認する。


「OK、水、木、金は

 大丈夫ですね」

「今週の水から始めましょう」


「一次は単純な筆記です」

「それは日本流なので

 訓練しましょう。

 訓練で突破できます」

「持ち物は、辞書と

 ノート、筆記用具」

「そうそう、もしよければ

 大学の英語の教科書か、

 高校時代の

 英語の参考書を頼みます」

高校の参考書は心もとないので

深谷が寄付してくれるそうだ。

さすが

太っ腹。


最後の最後で

さんぺいTが叫ぶ。


「最後に確認します。

 作戦名は?」


「NA・TU・ME」


一同、中央に手を合わせて

そらにかかげる。


ちょっとした

戦隊もの。


それがうれしかった。

彼流の氣合いなのだろう。

なし

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