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11 正当防衛

○農機具小屋。小屋の中。

 ブルーシートの上、両手両足を縛られた雄太が懸命にもがく。

 杏奈、小屋の壁に掛けてある鎌を手に取る。

 杏奈、いきなり美咲の服を鎌で切り裂く。

美咲「な、何すンのよ!?」

杏奈「あなた、こいつに無理やり犯されたことにしなさい。あなたは必死に抵抗して、隙を見て逆襲したのよ」

 杏奈、美咲に鎌を手渡す。

美咲「私が雄太を殺すの?」

雄太「(焦って)お、おい!ふざけんじゃねぇぞ!」

美咲「でもー、警察に捕まったら、育人に会えなくなっちゃう。そんなの私イヤよ!」

安奈「心配いらないわ。あなたは未成年だし、正当防衛だからDV男を殺したぐらいじゃ捕まらないわよ」

美咲「そう。だったらいいわ」

 美咲、鎌を持ったまま横になる。

美咲「パンティも脱いどく?」

杏奈「あなたはいいわ」

 杏奈とあゆみ、雄太のズボンを足首まで脱がす。

雄太「や、やめろ!」

 杏奈とみゆき、足を広げた美咲の身体の上に向い合せに雄太の身体を乗せる。

雄太「おい、美咲!ふざけんな!」

美咲「ごめんね」

 美咲、雄太の背中に腕を回し、鎌を突き刺す。

雄太「ウグッ!」

杏奈「1回じゃダメよ」

 美咲、何度も何度も鎌を雄太の背中に突き刺す。


 静かになった雄太の首筋に指を当てる杏奈。

杏奈「ご臨終ね」

美咲「よいしょっと!」

 雄太の死体を押しのける美咲。

杏奈「私とあゆみさんが往診途中に二人を発見したことにするわ。検死も私がします。3人で話を合わせておきましょう」

美咲「でも、私、うまく喋れるやろか」

杏奈「あゆみさん」

あゆみ「はい」

 あゆみが美咲を背後から羽交い絞めする。

美咲「ちょっと、何すンのよ!?」

杏奈「強姦された女がそんな奇麗な顔では、リアリティーないでしょ」

 杏奈、下に落ちていた角材を拾い上げる。

 杏奈、角材を美咲の頬を叩きつける。

美咲「ギャーッ!」

杏奈「我慢しなさい!育人のためよ!」

 なおも美咲を角材で叩き続ける杏奈。

 美咲の顔が腫れあがり、口から血が滴り落ちる。

あゆみ「先生!楽しそうですね」

杏奈「そう?育人のためになると思うと、うれしくてね」

あゆみ「ほ、本当にそれだけか!?」

 ほほ笑み合う杏奈とあゆみ。

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