7 からかわないで!
いろいろあったけど、誠くんは僕のそばに居てくれている。
そんな僕たちを、イジメっ子たちがほっとく訳もなく。訳のわからないことを言ってきた!
「ナア。安達、お前さ斉藤と付き合ってんの?」
「何だ?お前ら何バカな事言ってんの?」
「だってお前たちずっと二人で居るじゃん、何だか怪しいよな?」
「俺は拓也の友達だから、友達と一緒に居て何がおかしいんだよ!そういうお前らだって、いつも一緒に居るじゃん!何?俺らが付き合ってるって言うんだったら、お前らも付き合ってんの?」
「それは良いんだよ!オレらはお前らが怪しいって言ってんの!話しすり替えんなよ!」
「すり替えてなんかないだろ?お前らが俺たちに言ってんのはそう言うことなんだよ!お前らホント、バカだよな?自分らの言ってることもわかんないの?」
「屁理屈こいてんじゃねえぞ!お前いったい何様のつもりだよ!」
「お前らこそ何様だよ!大人数で、一人じゃ何も言えないくせに、何か文句があるんなら一人で言ってこいよ!ダサいんだよ!」
誠くんがそう言うと、みんなは不満そうにしながら僕たちから離れていった。
「誠くん、みんなにあんなこと言っちゃって大丈夫かな?」
「大丈夫だよ。拓也は何も気にしなくていいから、あいつらがまた何か言ってきたら俺が相手するから」
何だか良くわからないけど、何で僕と誠くんが付き合ってるように見えるんだろう?
僕はどうでもいいけど、あまり誠くんをからかわないでほしい!




