錬金術とのコラボ②
錬金術を、どうやって爆弾に応用するのか?
これは魔法を使った爆発力増加と、魔法を使った起爆・品質安定の2種類が考えられる。
風の魔法が爆発力増加、火の魔法が起爆に使えるというのはぱっと思い付く方法で、あとはそれを実行できるかどうかが鍵になる。
で、以前から錬金術のレベルをチマチマと上げ続け、ようやく作れるようになったいくつかのアイテムがこちら。
『マジックスクロール』……使用可能な魔法一つをお封じ込めた巻物
魔法を封じ込める事が可能な、素敵系アイテムだ。誰でも使えるようにという事か、スクロールを読み上げるか破るかすると効果を発揮する。
これが作れるだけでずいぶんといろんな事が捗るわけだ。
なお、『サーマル』のような効果時間が大きく関わってくるタイプの魔法を封じ込めた場合、その持続時間はアイテムの品質に依存する。
ついでに効果の強度、『ライター』であれば火力なども品質の影響を受ける。
基本、完成品の品質が高ければ高いほど強力な物になる。
材料になるのは、以前から作り溜めしておいたというか、レベル上げのために量産した『マジックペーパー』とインク少々。
特に新しく不可思議な何かが必要という事もない。
作り方も至って簡単。
魔法ごとに違う、魔法陣を紙に書くだけ。
錬金術のレベル依存で魔法陣を書く手の動きに補正が入るようで、ちょっとぐらい雑に手を動かしても特に問題はない。
補正の手を借りたからと言ってそれで品質が落ちるという事もなく、ちゃんと正しい魔法陣が書ければ正しく効果を発揮する。
つまり、量産が容易という事だ。
俺はサクサクとスクロールを生産する。
低品質な物は起爆用に。
高品質な物は爆破威力強化に。
無心になってスクロールを作る。
そうしてそこそこの数を用意したところで。
『錬金術のレベルが上がりました。
新しく生産できるレシピが増えます』
……。
…………。
新レシピ、『爆発ポーション』をゲット。
タイミング悪いな!?
今更かよ!!




