第2話喫茶ほっこりの店主
私の名前は緒芋いも。
いもちゃんって読んでね♪
今は喫茶ほっこり2号店の出店準備に来てるの。
建物もだいぶ完成に近づいてあとは看板が出来るのを待つだけ。
住まいは喫茶店の2階にある。
私は自分の部屋を決め荷物を片付けながら考える。
「コーヒーと紅茶の準備はできているけど軽食はどうしようかしら。師匠直伝のラーメン?」
お店にはまだ私一人しかいない。
アルバイトの研修は明日からオープンまでの1週間。
研修初日はらーめん師匠も来ることになっている。
お店の方は既に準備は終わっておりあとはご近所の挨拶回りかな。
この町に住む以上挨拶は大事だ。
近くには人気のパン屋さんがあるらしい。
明日の朝食に良いかも!
夕飯のラーメンを仕込みながら考える。
実は喫茶ほっこりは2つの顔を持つ。
昼は喫茶ほっこり。夜はほっこりラーメンお芋家。
1号店での修行を思い出す。
店主で姉であるお芋いお。
昼間はおっとりと優しい口調でスパルタだった。
夜は人が変わったように怒鳴られスパルタだった。
優しくて厳しい姉だった。
2号店はしばらく昼間のみの営業となる。
流石にラーメン用の機材までは予算がまわらなかった。
趣味程度で作るのが精一杯だった。
せっかくたくさん作ったしパン屋への引っ越しの挨拶はラーメンにしましょう!
姉いわくパン屋さんとラーメン屋さんはソウルメイトならぬ小麦メイト!とドヤっていたな。
意味がわからないけど。
夕方パン屋さんに向かうことなった。
つづく




