リア充ども私の心の安定のために爆発してくれ
街のあちこちに散乱する
「幸せ」という名の眩しい自慢
隣り合って歩く歩幅のシンクロ
見合って笑う
あの無敵の結界
視界の端で光り輝く
名前のつかない温かな空気
それが私の肺を少しずつ圧迫し
私は孤独な人間であると唱えてくる
だから爆発してくれ
派手な音を立てて色彩を散らして
その幸せを一度粉々にリセットしてくれ
これは嫉妬という名の生存本能だ
君たちの輝きが強すぎるせいで
私が真っ黒に塗りつぶされてしまうから
爆発したあとのしーんとした静寂がほしい
誰もが等しく一人で立ち尽くす
そんな平らな世界でなら
私はようやく深く息を吸い込める
私の心の安定のために
悪いけれど今はそのきらきら光を消してくれ
夜の闇らしくあるために
君たちの火花を夜空に放り投げてくれ




