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最近目覚めが悪い…変な夢を見る…
暗い牢屋みたいな場所に居て私は鉄のベッド?!みたいな所に寝ている
鉄の錠が手足に!?
私はもがいたけれどはずれない…
顔が暗くてよく見えない体格からして…?
私の腹部をいきなり刺してきた…強烈な痛み!
{………お願いしますどうか私の………}女性の苦しみながらの必死な声…
そこで私は悪夢から目覚める…
「どうかしましたか?セリア顔色が悪いようですが?」おっちゃん…悪夢の事おっちゃんに言うか迷う…
「何でも無い…」
「セリアお嬢様最近うなされているようですが?」
おっちゃんの付き人何で知っているのかな~
私が公爵家に来てから驚いた事がある意外なことに朝食は皆で食べるらしいおっちゃんは一人で食べるイメージ私の中ではあったからな~
「ロイド様本日はハリエット様が一週間に一度のロイド様との交流会でお見えになられます。」
ハリエット!あの泣いていた女の子だよね?
「私も合いたい!」
ジョシア君ロイド君おっちゃんその他が驚いた顔でこちらを凝視して来た………
私は机の下に潜り込んで話すことにした…
「なんだかハリエットさんに無性に合いたくなったの!運命的なものを感じると言いますか…」
「セリア…貴女初めての人は苦手ではありませんでしたか?今も机の下に潜り込んでいるのに…」
おっちゃんが優しく笑顔で聞いてきた!
「合いたいと言って居るのは私では無いから大丈夫だと思う…」
「お嬢様?何が言いたいのですか?」
「実は夢に出て来た女の人がハリエットさんに合いたいとは言って無いけどいいろいろあるのよ!良いから合わせて!」
「……セリアお嬢様?夢の話しですよね?」
まったく…私なら死んだ後に相手に憑依して笑いながら裸で町中走りまくってやるのに!夢の中の……誰かわかれば…
「とにかく私の悪夢が続く様なら私は旅に出る静寂を求めて…」
「………」「シリウス様はいいと言っていることだし決まりね?」
「セリアお嬢様?旦那様は何も言ってきません!」
「良く言うでしょ?黙っているのはこうていと見なすと」
「どこで覚えたのですか?そのような言葉…」
「じゃあ!こっそり覗くから!ルシオと?」
「嫌ですよ!」ルシオまた変な事に付き合わされると思ったのか後ずさりしはじめた!
「僕と一緒ならどうかな?」
ジョシア君が立候補してきた!私もルシオと一緒に後ずさりした。
「おっちゃんと覗くからジョシア君はルシオと」
私は断固としておっちゃんにべったりへばりついた!!
『僕…交流会参加辞退したい…』とロイド君が密かにつぶやいている…