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力強くなった?

またやってしまった。椅子壊すなんてまたセバスに怒られちゃう・・・けどなんで、握りつぶせたんだろ?魔力を纏っていたせいかな?


俺は魔力を全身の筋肉に入れるイメージをしながらどんどん魔力を流してみた。どんどんと体が軽くなっていくのが分かった。その後、また椅子の背をそっと握ると握った所が取れ、手のひらにはほぼ粉になった状態で残っていた。


アンナがさらに引いて震えながら部屋の隅まで移動していた。


俺は急いで魔力を戻しアンナへ声をかけた。


「だ・・・大丈夫よ。アンナもう魔法は解いたから!」


アンナは少し腰が引けたままゆっくりと寄ってきて椅子を見た。


「ニーナ様一体何をしたんですか?!椅子を素手で削ぐなんて」


その大声が聞こえたのかセバスが走ってきた。


「お嬢様!!どうなさいました!?」


セバスは状況を見て気づいたようで眉を引きつらせながら怒った。


「どうやったら椅子がこのような削れ方するんですか?」


「いや・・・あの・・・魔力を・・・」


ため息をつきセバスはまた新しい物を用意すると言って眉間に手を当てながら部屋を出て行った。


魔力を纏うというか注入というべきかをすると力がとてつもなく強くなるのかな。どこまで強くなっているのか試してみてもいいけど、とりあえず人のいない所でしよう・・・


そして次の日に俺は屋敷の裏の少し離れた山の方へ歩いて行った。


隠れていくつもりだったけど結局見つかりアンナも付いてきた。


「ニーナ様~こんなところで何をするつもりですか~」


俺は無言で魔力を筋肉に込めるイメージで体に入れていき、体が軽くなるのを感じた所で強めに木を殴った。


すごい音とともに拳の跡が残り木が折れかかっていた。俺は殴った方の手が痛いのに気づいて手を見ると力なく垂れてるのが分かった。


「ニーナ様!手が!急いで病院へ!!」


俺はまたやってしまった。ニーナさんの体で無茶をさせてしまった。怒られるレベルじゃ済まないぞこれは・・・


完全に折れていたようで添木で固定され、俺はセバスに説教を1日受けることになった。


この魔力操作は危険なものだな・・・動きなどは強化されても肉体は守ってくれる訳じゃないみたいだし。

なにより今回は流石にセバスも怖い。

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