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タリアの練習

長期休みが終わり学校が始まった。私は強い詠唱魔法を撃ってみてそこから古代魔法にしてみたり、自分が作ってきた魔法の改良をしてみたりと楽しんでいた。


タリアも前の様に見に来るようになっていた。


「ニーナ!私に何か隠している事はありませんの!」


「きゅ・・・急にどうしたんですか?」


「全然魔力が分からないじゃないの!騙したの?」


私はタリアに物凄く詰められていた。


「騙してなどいませんわ。リアーネは掴んでいたみたいですし」


「あの子が!?もっとしっかり教えなさい!」


「あれ以上教えることなんてありませんよ~~」


そうして1日みっちりと付き合うことになった。


次の日はリアーネも表に出てきていた。タリアを挑発するように古代魔法を使っていた。


その姿を見て私はなぜかタリアに当たられた・・・


なんでこうなるのよ・・・


しかし、タリアも才能はあった。炎もいつのまにか詠唱無しで撃って、その後すぐに氷も出せていた。しかしまだ魔力は分からないそうで。本人もかなり焦った様子だった。


「あなたも見てないで魔力が分かるような何か作りなさい!」


すごい無茶を言う人だな・・・


私は責められながらもタリアの様子を見ていた。


たまに私自身も魔法を撃ってみたり周りを探知してみたり物を浮かせたりと遊んではいたけど大体はタリアに教えていた。アンナはなぜか魔力を分かっていないはずなのにポンポン魔法を撃てていた。


「なぜ・・・あなたの従者まで撃てるのよ・・・」


「あれは・・・私にも理解できません」


「あなたの従者でしょ!?」


「あの子だけはどうしても読めないの・・・」


私とタリアはアンナを見て変な汗をかいた。


その後もタリアは氷を作ったり炎を出したりとどんどんやっていき、ようやくその時がやってきた。


「これかしら・・・変な熱い物が流れた気がするわ」


タリアもついに出来たのかな?


「そこまで来れば後は想像して魔法を使っていくだけですよ」


「具体的には?」


「目の前に魔力を出します。そしてそこに炎を出すイメージをすれば出ます」


そう言ったそばからやろうとしたが不発に終わった。


「出ないじゃないの!」


「魔力を外に出す練習が必要ですね。多分」


私は指に火を点けて反対の手の指に火を移した。まずはこれなんか練習してはいかがですか?


タリアは試してみた。始めこそうまくいかなかったが何回か試しているうちにできるようになった。

その後、もう一度正面に魔力を出し炎を出させてみると小さいながら出た。


「でたわ・・・ついにできたわ!」


タリアが子供の様に喜んでいるのを私は初めて見た。


そのあと、タリアは休憩を始めた。


「ねえ、ニーナ」


「なんですか?」


「あなた時々私が来ること分かってるみたいな時あるじゃない?あれも魔法なの?」


「あれは~魔法?になるのかしら・・・」


「あなたが分からないと分からないじゃない!」


「魔力を外へ出して広げて探知してるだけなので・・・魔法に分類していいのかどうか」


「あなたそんなことしてたの?」


なんか変な事いっちゃったかしら・・・タリアの顔が悪そう


「教えなさい!」


「ほとんど答えは教えましたよ!?」


そうしてまたタリアの練習に付き合っていった。

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