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自意識
人はよく、自分の事を語る。
自慢。
卑下。
過去。
希望。
諦観。
どれもこれも、的外れな事も多い。
自分を語る事は、自らを騙る事。
事実だけではない。
自らへの印象、期待、差別が、多分に含まれる。
そこには、当然、間違いもある。
誇大な部分も、抹消された部分もある。
他人は、自分を映す鏡、と言うが。
どうも、それは正しいようで。
自分を見るのは、他人だけだ。
自分を偽る、などと言うが。
自分の思っている自らを、自分で自分らしくないと思う人格で置き換えるだけだ。
本当の人格も、偽りの人格も、自分一人で、正しく判断出来はしない。
他人という歪んだレンズを通さなければ、自分は見えない。




