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無貌の衆  作者: 彼岸花虚実
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嘘は言えないけど

嘘は、言えないけど。

ありきたりな、嘘のこと。

僕はずっと、君を想ってた、なんて、嘘。

出会ったのは運命、なんて、まやかし。

前世とかなんとか、そんなのは、全部気分の成せるふっとんだ話。


真実は、見えないけど。

見落としがちな、本当のこと。


この気持ちは、伝わって欲しい。

この想いは、繋がって欲しい。

君にだけは、信じて欲しい。

今だけ、嘘は、言えないから。


僕の、本当の心を、無防備な、さらけ出した心を。

その胸で、そのぬくもりで、受け止めてください。


愛しています。

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