表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無貌の衆  作者: 彼岸花虚実
PR
50/201

擬獣

人間は誰でも、心の中に、人あらざる『モノ』を飼っている。

『それ』は、人間とは思えない程、残酷で。

人間だと信じられない程、無鉄砲かつ狡猾で。

あまりにも、人間味がある。

普段は、大抵、檻に入れて首輪を繋いでいるけど。

時折、首輪を食いちぎり、その顔が間近に見える事がある。

稀に、檻を食い破って、暴れる事もある。

自ら、好き勝手に暴れさせる人も、見事に乗りこなす人もいる。

そんな『モノ』はいないと考えるのは、間違いで。

まだ育っていないだけで、必ず、心に巣食っている。

人の、心の負の感情を喰って、育ち続ける。

気分が晴れた、気が変わったと思うのは、ただ、喰われただけだ。

その分、『それ』は肥え、力を蓄えているのだ。

その、さも獣のようであり、遥かに質が悪い、人間の一部。

あなたは、いつまで、飼い馴らしたつもりでいられるのか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ