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無貌の衆  作者: 彼岸花虚実
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106/201

終わりの無い続き。

滅びまでの時間稼ぎ。

流れる時は涙に溶ける。

奏でられた音は重ならない。

届いてしまった指と幻。

最後まで終わり続ける輪廻。

歯車は狂ったまま震えだす。

止まった月は永遠の舞踊曲。

縛られたまま狼は朽ちた。

断たれた道はどこまでも。

歪んだ星に繋がれた夢現。

見えない壁は彼方に揺れる。

剣は槍と狂い舞う。

悲しげな薔薇は棘に貫かれた。

いつか見初められた憧憬。

仄かな水滴は掻き消えない。

放り出された希望と悲鳴。

立ち会う竹林は癒えない。

生まれた響きは眠らない。

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