第6話
「ハァァ!!!!!」
ふぅ。もう大体倒し終わったかな?
私とレントは今、王様から言われた魔物退治のためにヴィロット山にきている。
そして、今はウルフィン(狼のような魔物)の群れを狩っている。
このウルフィン、とにかく数が多い。
また、群れで生活するため仲間同士の連携もあり、なかなか狩るのが大変らしい。
まぁ、一人で狩ってても無傷だけど。
「初めての狩るウルフィンの群れ相手に無傷とは。人間か?」
全てのウルフィンを狩り終わり、一息ついた私にレントは言った。
「人間以外の何に見えるの?」
「バケモノに見える。」
「人間だっつーの!」
「何!?人間だったのか!?」
「何だと思ってたの!?」
「そうか。人間か・・・・・」
しみじみ言うな、しみじみと。
と、言うかそんな事はどうでもいいんだ。
いや・・・・・・
どうでもよくはないが。
「んで?これで終わり?」
「あぁ。これで終わりだ。」
うん。とりあえず終わってよかった。
これで名一杯文句を言える。
さて、団長さん。私の印象について、語り合おうではないか。
「それじゃあ団ち・・・
ギョョオオォォォォアァァァァァ!!!!
・・・・・うん。わかってますよ。
語り合う前に第二ラウンドですね。
*****
強い・・・・・・
もう自分でもどんだけチートなんだと思う私だが、この相手に苦戦している。
怪しく光る目、鋭く尖った牙。そして何よりも特徴的な、とてもそうとは思えない位に硬い尾。
まるでドラゴンみたいだ。
と、いうかドラゴンだ。
後で聞いた話しによるとこいつはドラゴンの中でも中級で、もう少し知能があれば上級らしい。
上級すげー・・・・・・
普通なら、国の騎士の中でも上からかぞえた二十人位で相手をするらしい。
レントも苦戦してるな~。
うーん。どうしよう。
ちょっとレントに聞いてみようか?
「レント!」
「後ろだ!避けろっ!!」
彼にそう叫ばれて後ろを向こうとすると体が吹き飛ばされた。
そして、一拍置いて体が激痛に襲われた。
ーーーヤバイっ!このままだと本当に死ぬ!!
そう思ったのを最後に、私の意識はブラックアウトした。
さて、インナの意識が途切れました。
このあと、どうなるのでしょうか?
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