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次回予告
華やかな祭礼の陰で、
悪兵衛達は巨大な狗族を斃した。
揺るがぬ仲間への信頼と、
侍としての矜持が闘う原動力であった。
立ち上がれぬほどの負傷をした身体に
桔梗の手の温もりが伝わる。
狗族と人間の繋がり、そこに思いを
至らせる事はまだ出来ない。
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次回
遠く遠征にも、激しい戦闘にも、
隊士達には帰る場所がある。
不知火屯所はみなの寄る辺であった。
侍を助ける本閥戦闘支援随行兵獣、
通称「随獣」。
ある日悪兵衛は一頭の幼い麒麟と出会う。
頑なであった小さき者はやがて
人の温かみを知る。
失くした愛する者を思う気持ちが
悪兵衛を優しくさせるのか。
激しく燃える憎しみの炎の
裏返しなのか。
本当の事を知るのは幼い随獣だけかも
しれない。
我らを救ったものどもの仔だ。何より大切なものだ。
「閑話 三」




