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ばぁばと孫の転生日記  作者: うらか
2章 カドーニ王国へ

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まず床に散らばっている書類を拾い集める。

結構量が多くてこれだけでも重労働だ。

全部拾い終わったら邪魔にならない場所に重ねて置いておく。

この日はそれだけでも時間が経っていてお嬢様が迎えに来てくれた。

「採用担当の人に聞いたらここにいるって言うから」

「あっごめんなさい。ついつい夢中になっちゃって」

「今日はもう大丈夫ですよ。ありがとうございました」

その時、ロランさんがやって来てそう言ってくれた。

「これからよろしくお願いいたします」

「お願いします。また」

そしてその日は無事終了した。

1週間後。

この1週間働いてみて分かったのはこの仕事はロランさん達の仕事内容をある程度理解しなければ難しいということ。

というのもあの書類の山の中には色々な詳細がごちゃ混ぜでなにがなんだか分からなかった。

だから忙しくなさそうな時や休憩時間に色々聞いて回った。

聞くところによるとこの部署の主な業務は自国、他国関係なく他の部署が収集した情報を記録する事だという。ちなみにその中でも事件に関する情報を特に扱っているそうだ。

だからあれだけ走り書きのようなメモが多かったのかと思う。

たぶん情報を得た本人が速記のような方法で書いたものだろうが私にはなにが書いてあるのか分からなかった。

でもそれをロランさん達は正確に読み取っているのを見るとやはりすごいなと思う。

それと同時に書類の山をすっきりさせるには速記を解読できるようになって同じ情報ごとにまとめるのが1番早い。

そう考えた私は休日にロランさんはもちろんライドさんやフェルソニー様にも力を借りて速記で書いたものを読み解くための勉強を始めた。

「言語によってある程度違いはありますがメカニズムは一緒です。この点が…」

さらにお嬢様も協力してくれた。

というのも大体昼食はお嬢様と食べているのだがその時間が1番人が集まりやすく職員にも話を聞きやすかった。

お嬢様はさまざまな人と仲良くなりたいからと積極的に話しかけて私が聞きたいことを引き出してくれた。

「前わね、この街の情報通って言われるくらいだったのよ。だから情報を聞き出すのは得意なの」

と前の世界の事を少し懐かしそうに話していた。

そのおかげで働き始めて2〜3週間が経った頃には書類の山にも手を付けられた。

ここまでお読み頂きありがとうございます。

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