綾菊妃後編
玄黄から桜華に明日綾菊妃の住む紫晶宮に行ってくれと言われた
翌日紫晶宮に向かう桜華
多分昨日の玄黄との話し合いで多分私が呼ばれることになったのだろうそれにしても綾菊妃がどんな人物か楽しみだなと思っていたら紫晶宮着いた桜華
「失礼いたします、綾菊妃」
目の前にいる凛としている人物が綾菊妃で周りに十人もの侍女がいる
「いきなりで悪いが君は真我とはどうゆう関係だ」
「真我とは前私が居た黄金館の常連でした、そこで何度か物を貰ったりするぐらいの関係です。」
「ほぉう、では真我の事をどう思う」
「真我ですか...少ししつこい人だなとは思います」
「そうか、では君の欲望は何だ」
「毒を摂取することです」
何故こんな質問ばかりをする、と言うか何故私が真我と関係があることを知っている、昨日玄黄が話したのだろうか。
「確か、君は毒を識別できる舌を持っているらしいな、強い欲望は自身に影響を与える、君の欲望が強かったから毒を識別できる舌を手に入れたのか、もしくは君が半妖だからかな?」
桜華は驚く、何故私が半妖だと知っている、そして私ですら自身が半妖だろうなとは思っていたが、半妖だと確定していることが綾菊妃は分かると言うのか
「何故私が半妖だと分かったのですか」
「そんなの見ればわかる、私は相手が半妖かどうか、そして半妖ならどんな半妖か分かる目を持っている、これは生まれながらのものでな、この目を持つ者は少ない、他にこの目を持っている者は私が知る限り真我とブラフマーだけだ」
桜華は興奮しながら
「綾菊妃、どんな半妖か分かると言いましたか‼」
「そうか、お前は自身がどんな半妖か知らぬか...良いだろう教えてやろう、種としては竜か蛇と言ったところだろう、初めて見る半妖だからな正確な名前が分からん、おそらくこの世に一体しかいない希少種だろうそして途轍もなく強力な力を持っている、毒を摂取して死なないのは半妖の元となった生き物のおかげだろう、その生き物強力な毒を扱う生き物なのは分かるが後は分からん。」
「ありがとうございます」
「そうか、少しでも力になれたのなら幸いだ、最後に一ついいかな、玄黄の事をどう思っている。」
「特に、最近よく近くに居るなとは思いますが、何がしたい分かりませんが。別に嫌いでも好きでもありません、ただ真我と言動が似ているなとは思いますが」
「そうかいそうかい、答えてくれてありがとう、では次会う時は牡丹妃と一緒だろうね」
「では失礼いたしました」
そう言うと桜華は部屋を出た
不思議な人だったな、ただ真我は私が何の半妖か知っている、それを隠していた、真我なら元の生き物も知っているのだろう、だが何故最後に玄黄について質問したのだ、そしてなぜ私は呼ばれたのか終わったら分かると思っていたが分からない、ただ成果はあった、私が半妖だと確定したとゆうことだ
色々と分かったあの娘、真我が気に入る理由がよく分かった、半妖として珍しい、そして真我と類似の半妖だとは思わなかったな、もしかして真我の血縁者か、彼女はきずいていないがその可能性はゼロとは言い切れないからな、これは面白い、面白いぞ、これが玄黄とくっついたどうなるんだ、ただ玄黄の色目が効いてないからくっつくか分からないがね、玄黄はああゆう目つきがきつく、愛想が苦手な娘が好みか、かなりの上物だな成長すればかなりの美女になるだろう、今でもそれなりに美人だが印象が暗く感じるから美人だと分かりずらいが、まぁ彼女に玄黄を意識させてみるとしますかね、そしたらもっと面白くなる。
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