園遊会陸
一方玉藻妃と七星が話している間の牡丹妃と桜華たちは......
四夫人全員が集まって話し合っていた
話し合って二時間
何...この場の空気があまりにも重すぎる。
四夫人同士の仲はそこまで悪くはないのだろう、侍女たちが仲が悪いように私には見える、特に一二の座を争う牡丹妃と綾菊妃の侍女同士、最古参の胡蘭妃と最年少だが四夫人としての歴なら胡蘭妃に次ぐ白躑躅妃の侍女同士が特に悪いのだろうと思う、なぜなら綾菊妃の侍女から視線を感じるから。
「ねぇ綾菊ちゃん、良かったわね。媟瑠夢妃が帰ってきて」
と牡丹妃が言う
「そうね、あの人が帰ってきてくださって嬉しい限りです」
と綾菊妃が言う
「そうだ、最近物騒だから気を付けてね」
と言い胡蘭妃が天幕を出て行った
「では、私も失礼いたします」
と言い白躑躅妃も天幕を出て行った
「あらあら~綾菊ちゃん。二人だけになたったわね」
とにこやかに牡丹妃が言う
「そうですね、まぁそれなりに時間がたちましたからね。」
「そうねぇ~時間たったからね。こっからは二人じゃないと話せないことを聞こうかな?」
「綾菊ちゃん......貴女も気が付いているように見えるけど四夫人の侍女の中に怪しい者の手先が忍んでるみたいね」
と牡丹妃が言う
「そうね、かなり前からいるのは分かっているけど誰か分からない、おそらく胡蘭妃か白躑躅妃の侍女でしょうね、もしくはその両者の侍女に潜んでいる可能性もある。」
と綾菊妃は答える
「そうね、この園遊会で何か起こすでしょうね。例えば毒を盛るとか」
と言い桜華の方に笑顔で目線を向ける牡丹妃
ええ、大丈夫ですよ。ちゃんと仕事はしますかと思った桜華であった。
そして、食事の毒見を現在進行形でしている桜華
かなり緊張する、今のところ毒は盛られていないが......おっと新たな料理が来た。
スープか...匂いに異常なし。
とても美味しそうに飲む桜華
「ああ、これ毒が盛られていますね」
と桜華が言うと周囲がざわめく
その場を離れ水場に向かい全力で走る
何この毒、今まで摂取したことない。
まだ毒の効果が出てないが......体がしびれてきた、意識も朦朧として来た、せめて水場にさえ行ければ解毒剤でなんとかできるがこんなに強い毒が盛られていたとは思っていなかった、ヤバい手足が本格的に動かなくなってきた。
「大丈夫か桜華‼‼‼‼」
と心配そうに言い、倒れそうになった桜華を抱きかかえる
「玄黄様...ですか。」
「ああそうだ、玄黄だ」
「玄黄様ですか...水場まで連れって頂けますか、そうすれば解毒剤を飲めるので」
「そうか、水が飲めればいいのか」
「ええ、そうですけど」
「今水持っているからこの場で解毒剤を飲め」
「分かりました、私の懐に解毒剤があるので」
玄黄は桜華の懐から解毒剤を取り出し飲ませる
「ありがとうございました玄黄様」
安心したのか意識が飛ぶ
そしてすぐさま桜華を抱きかかえ医務室に向かう玄黄
一方その頃......
「静粛に!!!!!!」
と真我が叫ぶ
ざわめいていたが一瞬にして静まる
「貴妃に毒が盛られた、おそらく複数人による犯行だろう。前回毒を盛った奴と関係があるかは分からないが覚悟しておけよ」
そう言う真我の圧は凄まじいものだった
呼んでくださり圧倒的感謝
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