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硝子薬師の内緒話 ―宮廷の香と秘密の処方―

作者:神楽 柚希
最終エピソード掲載日:2025/09/09
港町の古い薬舗で育った薬師・**藍川璃子(あいかわ りこ)**は、幼い頃から“匂い”と“微かな反応”で薬の正体を見抜く嗅覚の持ち主だった。ある日、縁あって王都に移り、宮廷の小さな硝子工房で薬瓶を作る仕事を得る。しかし、彼女の本当の才は、病を観察し、毒を嗅ぎ分け、症状から真因を読み解く“薬師”としての力だった。

宮廷では不可解な体調不良が相次ぐ。贅沢な宴の後、妃の髪が一斉に抜け、側女が原因不明の発熱にうなされる。公式には“食中毒”とされるが、璃子は微かな硝子内の変質や香の違いから、誰かの意図を嗅ぎ取る。やがて冷静で理知的な内務官、**緋村 景(ひむら けい)**と出会い、互いに利用し合う微妙な距離感で協力関係を築くことに。

硝子瓶に残された淡い香り、蒸留で抽出された未知の色。それらは単なる毒ではなく、「感情を揺さぶる薬草」と呼ばれる禁忌の成分の痕跡だった。璃子はその秘密が王都の政争に利用されていること、そして自分の過去と結びつく“ある秘密”へと導かれる。

毒舌で内心は繊細、観察力は人一倍だが、他人を簡単には信じない璃子の独り言が物語を牽引する。
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