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LAST OF THE WORLD 世界の変革者たち  作者: とりのす日記
第一部
10/19

心術の本質

〜フェンリル王国・ジンハウス〜昼

アン『心術・・・やっぱりジンさんすごいや』

ビリー「今日は起きてくるのが遅かったな」

アン「ビリーさんは珍しく起きるの早いですね。なんか予定でもあるんですか」

ビリー「いやとくにないな」

アン「なおさら珍しい」

ビリー「こういう日もあってもいいだろう」

アン「僕は今から修行してきます」

ビリー「修行?あぁ心術のか」

アン「はい!」

ビリー「俺は心術の事は詳しくないがお前なら出来ると思うぞ」

アン「嬉しいんですけど、また適当な事言ってるんじゃないんですか」

ビリー「これはほんとうだ、信じろって」

アン「分かりました。信じます」

ビリー「そう思った方がなんでも上手くいくもんだ。それにお前はジンと似ている所があるからな。きっと大丈夫だ」

アン「ありがとうございます!いってきます!」

ビリー「おう、頑張れよー。」



~フェンリル王国・ジンハウス・周辺~昼

アンは昨日ジンに教わった心術修行のやり方を振り返りながら修行した。


ジン「まず修行の方法だが、心素を練ってみることだ」

ジン「その後練った心素を拳に込め、この岩を砕くんだ」

ジン「これが心術修行の第一歩だ。ちなみにこの技は点心と言うぞ」

ジン「とりあえずこれを目標に頑張るんだ」


アン「って言ってたけどな・・・こんな岩砕けるのかな・・・でもやってみないと!」


ジン「言葉で表すと大自然を想像し、その真ん中で自我を無心状態にすることだな」


アンは棒立ちになり、大自然を想像した。

アン「・・・・/////」

アン「ダメだ!変なのが頭に過る!」

アン「もう一度だ・・・・」

アン「----------------------」

アン「-----------------・・・・・/////////」

アン「・・・ってちがう!感覚はあれのおかけで掴めたのに、勝手に頭に入り込んでくる・・・」

アンは思考を変えるためその場に寝転んだ。

アン「ジンさんにビリーさん、ナナミにナナさん、バレット団長に・・・」

アン「シエンにヴィクター、それにミュールさん・・・」

アン「もっと強くなって、みんなの役に立ちたいな」

アン「心術で・・・」

アンは寝転んだまま大自然を想像した。

アン「・・・・・・・・・・・・」

アン「-----------------」

アン「       」

アンは目を開き立ち上がり、固く握った拳を岩にぶつけながら言った。

アン「点心」

岩は砕け散った。

アン「で、できた・・・」

アンは膝から崩れ落ちた。

アン「出来たけど、、、すごい疲れるや。体力をほぼ持って行かれた感じだ。これを練りながら戦うなんて本当に僕に出来るのか?」

ジンが後ろから現れ、アンに声をかけた。

ジン「早速やっているな。アン大丈夫か」

ジンがアンに手を差し出し、座らせた。

アン「ありがとうございます。ジンさんいつから居たんですか」

ジン「少し前からな」

アン「そうだったんですね。全然気付かなかったです」

ジン「しかし驚いたよ。修行1日目でいきなり心素が練れる様になるなんて、上出来だな」

アン「そんな事ないですよ。あのとき、、ジンさんのおかけです」

ジン「そいつは脱いだ回があったよ」

ジンは笑いながら言った。

アン「でも心術を練りながら、戦う事なんか僕に出来るんでしょうか」

ジン「私にも出来たんだ。アンなら大丈夫さ」

ジンは間をおいた。

ジン「それに・・・前にも言っただろう。私が立派な騎士に育ってるって」

アン「なんでジンさんは僕にそんなにしてくれるんですか?会っても間もなにのに」

ジン「それは・・・」

アン「すいません!失礼な事を聞きましたね」

ジン「いやいいんだ。理由か、そうだな・・・」

ジンの表情は暗くなり、声のトーンも下がった。

ジン「私の代わりになれると思うんだ」

アン「代わりですか?」

ジン「あぁ」

アン「代わりって・・・」

ジンは表情は元に戻り、声のトーンも戻った。

ジン「私たちの仲間・・・そう、フェンリル王国変革のため背中を預けられる仲間が欲しいんだ!無論私が別の任務についていても任せられるようにな!」

ジン「だからもう自信がないとか言わないことだ。自分に自信がないと思っていると出来る事も出来なくなる。だから自分を信じるんだ。それで出来なかったら別の手段を考えよう。私たちは仲間なんだからな。つまずいたら一緒に支えあい、最善の答えを見つければいい。」

ジンは笑顔でいった。

アン「ジンさん・・・!ありがとうございます!」

アン「正直ジンさんやビリーさんの戦い方を見ていて、僕も立派な騎士団になれるのかとか、成長した姿を村のみんなに見せれるのか・・色々不安だったんです。こうしてジンさんに期待されて自分が出来なかったって思うと怖くて」

アン「でもこんなの憶測にしか過ぎないんですよね!僕に自信がなかったからこんな考えが生まれた。そう思うば僕まだまだ出来そうな気がします」

アン「上手く言葉になっているか分かりませんが」

ジン「アン・・・」

アン「それにビリーさんも今日同じこと言ってました!」

ジン「そうかビリーが・・・」

アン「だから信じて頑張ってみます!もしまたつまづきそうになったら・・・その時はお願いしてもいいですか?」

ジン「もちろんだ!」

アン「ありがとうございます!」

アンとジンは握手をした。

ジン「さてとじゃあこれからは練った心素を必要分心術に変えていくトレーニングだな」

アン「はい!]

ジン「もちろん日頃の基礎トレーニングも必要だ」

アン「早速トレーニングしてきます!」

アンは立ち去ろうとしたがその場に倒れた。

ジン「アン!」

アン「すいません。さっきの放った点心の疲れが・・・」

ジン「まったく君っていうやつは」

ジンとアンは笑いあった。

それを陰ながらビリーが見ていた。

ビリー「楽しそうで何よりだな」

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