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レース前のアップ1

自分の荷物をブルーシートの上に起きふっと思った今何時だろっと。学校に集合してから結構時間が経ってるはずだし。レースの時間が近づいてきてると思う。男子のレースが始まるのは11時だ。腕時計を見てみると、7時だった。

「えっ」驚きが隠せず思わず声が出てしまった。野球の大会ではこんなはやく着くことはない。


レースまで何をすれば良いのかわからず周りにいる陸上部の子たちを見てみると、寝てたり食べてたり勉強したり、?!!勉強!!えっ大会の応援のときでも勉強するのか、、さすが陸上部だなと思う。


僕らの北中は、陸上部が生徒会本部役員や代表委員の半数以上を占める。それほどに文武両道をしている。陸上部の顧問の田中先生の方針だ。


しかし、残念ながら僕は勉強の道具なんてものは持ってきてない。てか持ってくるはずがない!!!なんで大会会場でも勉強しなきゃならないんだよ〜〜〜!!!


てことか、寝よう!!!っとしたとき、先輩から声がかけられた。その先輩は小林 陽菜という今日女子の1区を任されてる人だ。女子も1区が3.4kmでペースを維持でき顧問からの信頼が置かれてる人が起用される区間に選ばれていて、また今年は1500メートルで全国大会に出ている。本当にすごい先輩だ。

「どうしたんですか?」

「ちょっと歩こうよ。」

「わかりました、良いですよ。」

ん?なんで僕に声を掛けてきたのだろうか、小林先輩はほんとうに美人だと思う。普通に誘われてうれしいけど、なんで僕なのだろうか。僕に気があるのか??まぁっそんなわけないか、初めての陸上の大会で緊張してないか気を使ってくれただけだろう。


まだ気温が上がりきておらず寒い空気の中で二人レースのコースを歩いている。

「ねね、なんで桜井君は野球をやってるの?」

「ん〜小学校のときやっててそのまま中学でやりたいなと思ったからですかね。」

「そうなんだね。じゃあ、小学校のときなんで野球を始めたの?」

「それが全然覚えてないんですよね。」

「あら、よくわかんないけど野球を続けていると。」

「そんな感じですね。小林先輩はなんで陸上をやってるんですか?」

「えっ?私ww。簡単な話憧れた人がやってたからかな。」


あこがれの人か小林先輩の、、どんな人なんだろうか、気になるここは聞いてみるか

「へぇ〜憧れの人ってどんな人なんですか?」

「足がはやくて、頭も良いよ!!まぁ〜今は陸上をやってないんだよね。」

「陸上をやってないんですか、それは残念ですね」

「いやぁまあ〜その子が今日の大会には出るか楽しみなの」

「そうなんです!!それは、よかったですね!!」

「そうだね〜〜」

「小林先輩の憧れの人どんな人かますます気になってきました笑。」

「え〜さすがにこれ以上は教えられないよ〜〜。まぁ〜強いて言うなら年下かな」


年下か、ん?僕と同い年か、海斗や遼は今陸上やってるし違うよなやばい気になる!!

「へぇ〜年下なんですか。意外です!!」

「もう、この話は終わり!!桜井君には好きな女子とかいるの?」

「いないですね。」

「あらそう。でも実際は?」

「いや、本当にいないですね。」

「え〜〜じゃ好きなタイプは?」

「ん〜小林先輩みたいな人ですかね笑」

「あらそう?うれしこと言ってくれるじゃない。」

ん〜次何を言えば良いかわからなくなってきた。ん〜〜

「そろそろ走りませんか?」

「うん、そろそろ走ろうか」

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