2月
「さてさて、今度はまた別の公園で待ち合わせってか。中々僕の家に来てくれないねー」
「先輩の家に行ってますよ。だから、いつもの部活恒例の赤手紙を投函してるじゃないですか」
「ああ。僕が始めた部活がある時に下駄箱に入れてた、あの手紙ね」
「説明ありがとうございます」
「いやいや。説明を挟まないと、久しぶりの小ネタに皆ついてけないでしょ。現に僕も数話振り返ったし」
「そのネタを産み出したアナタが忘れないでください」
「いやー。ついつい忘れっぽくってね。一年も長ったらしく続けてたら、所々曖昧になるんだよ」
「一年?私達って三年目ですよね?」
「あー、こっちの話だよ。じゃあ、今日の話題は僕らの設定にしようか」
「かなり用いるのが難しいエグい話題を持ってきますよね」
「僕からねー。僕を構成する主体は後輩ちゃんへの愛とストーカー思考で、基本的には変態」
「それはもう分かってますよ。見た目的な話でしょう?」
「んー?僕はねー、眼鏡で金髪だよー」
「皆さん、お聞きになりましたか。私が話しているこのチャラい先輩は言動だけでなく、見た目もチャラいのです」
「急に空を見て怖いことを言わないでよ」
「気にしないでください。他にも先輩のスペックを説明したらどうですか?」
「あーうー。筋骨隆々で、屈強な二メートルの身長で、リンゴを片手で潰せちゃう!!」
「姿形が分からないんですから、嘘を付かないでくださいよ。先輩は中肉中背の、シャープペンの芯を片手で潰せる男子でしょう?」
「た、確かにそうだけど、説明だけだとそいつ屑だよ!!」
「屑ですよ。先輩ですからね」
「あ、そうだった。なら、後輩ちゃんのスペック確認とでもいこうか」
「私は、冷静沈着。才色兼備とでも言いましょうか」
「的確についてるけど、よくもまあ恥ずかしげもなく言えたね」
「確認すると言ったのは先輩ですよ。従ったまでです」
「あと、後輩ちゃんは黒髪眼鏡でー、全体的に細くてー、ぶふぇえええええええ!!!??何で!?何で、急に殴ったの!?」
「腹が立ちました」
「どうして!?ただ後輩ちゃんは細い代わりに胸の凹凸が少なぅえぼはっ!!!!」
「それですよ。乙女の気心位悟りましょう」
「気にすることはないよ。だって、今のご時世はロリ好きや、ちっぱい好きに幅広いフェチストがいるんだから!ちなみに僕は後輩ちゃんフェチだよ」
「この犯罪者予備軍の男を野放しにしているなんて、この世は終わってますね」
「ロリの後輩ちゃんも、ちっぱいの後輩ちゃんも、OLの後輩ちゃんでも何でも大好きさ!」
「ありがた迷惑です。いえ、ただの迷惑です。ありがたみなんてありません」
「ちぇー。後輩ちゃんったらいけずなんだから」
「はいはい。そうですか。それでは、この辺で」
「名残惜しいけど。まったねー」




