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2章 壊れ始める

朝、目が覚める。

いつも朝だ(12時)

誰にも干渉されない。

中高の時は母親が起こしてくれていたが、今は一人で起きれる。

軽く何か食べて大学に行くかと考えていると、昨日買ったアンパンがあった。

大学到着

席を確保してお手洗いに出る。

戻ると隣に昨日の人が座っていた。

「またか」と思いつつ、荷物をおいた席に戻る。

授業が始まる。

隣の人がこちらを見ている気がするので、視線を向けるとそらされる。

内心「意味わからん」と思っていると授業が終わった。

今日は19時からバイトだから、4時間をどこかで潰さないといけない。

「あのー」と突然声を掛けて来た。

「どうしましたか?」と答えると相手は顔を真っ赤にしていた。

「このあと、時間があるなら少し話しませんか?」と聞かれた。

ちょうど時間を持て余している。

でも、正直めんどい

帰りたいけど周りの評価にも影響が出そうだな。

「・・・・いいですよ」と渋々答える。

ベンチに移動

「さっきは突然声をかけてすみません。」と言われた。

「いいですよ。気にしてませんし」と答える。

「あの、緑川明と言います!!よろしくお願いします。」と言われた。

「あ、はじめまして青崎梨生っていいます。」と答える。

「梨生って言うんですね。いい名前ですね」と言われた。

どうでもいいと思った。

「そう言えば、なんで声を掛けて来たんですか?」

とストレートにきいてみた。

「すみません。実は梨生さんのことがずっと前から気になっていたからです。」

「気になっていた?、、、」

「1年の頃からずっと一人でいるなと思っていて」と言われた。

そう言うことか、どうせ罰ゲームとかでインキャとはなせと言われたんだろうな。

「初対面ですよね?」

と強めの口調で言うと相手は少し慌て出した。

「悪い意味ではないです。」

「はあ、意味がわかりません」

「いえ、一人でいるから、自分の世界に入れていてかっこいいなと」

と顔を真っ赤にして言って来た。

「・・・・・」と黙るしかなかった。

「すみません。バイトがあるので帰ります」と伝えた。

「あの、ちょっと待っ」と聞く前にその場から急いでいなくなった。

いつもなら適当に時間を潰して行くのに、なんで人と話してしまったんだろうか

少し早いがバイトに行こう。

バイトに行っても人がいる

いやだな。

休みたい

でも、休んだらどうしよう。

人に会うことが怖い。

どうしよう?

行くしかない

迷惑を掛けてしまう。

バイト先に到着

今日は昨日いた講師はいなく、挨拶くらいで話を振られることがない。

「先生って彼女いるの?」と急に生徒に言われた。

内心今日の件が心の中にあり少し動揺した。

「いないよ笑、どうしたの急に?」

と言ったが普通に言えたが不安だ。

「最近周りに彼氏もちが増えて来て、私も作った方がいいのかと思って」

「そうなんだ、別にいらないと思うよ」

「なんで?」

「別に好きでもない人と一緒にいてもつまらないからかな」

と言うと生徒は、なんとも言えない顔になった。

「そうなんだ。ありがとう。」と言うとそそくさと帰ってしまった。

何か違うことを言ったかなと思ったが特にないだろうと思った。

誰にも声を掛けられず、バイトを退勤。

家に着くと疲れた。

明日は全休だし寝るか。

生徒があの反応をしたことが少し引っかかるがそんなこと気にしてもしょうがない。だって俺は、、、、


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