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43:血の臭いと腐敗臭

「血の臭い?」


 クンクンと鼻を鳴らして部屋の臭いを嗅いでみるけれど、俺にはバルの言う血の臭いという奴が判らない。

 何らかの異変を感知したらしいバルは、サイガを後ろ手に庇った姿勢で俺の前に立っていた。


 俺とサイガは、訳が判らずに辺りを見回すけれど、何も異常は見当たらない。

 そうやって時間を費やしていると、後ろにある転移魔法陣からブンと言うような唸り音がして、イストたちが上の階層から転移してきた。


「ふん、まだ何事も無いようだな」


 まるで実験の結果を確認する研究者のような、真面目腐った顔でそう言うイスト。

 なるほど、俺たちは坑道のカナリヤのように、もしも危険があれば先に巻き込まれる事で、後続の本隊が対応する時間を稼ぐために同行を許されているのだと、ここで再認識できた。


 このフロアに入ってから、俺の首筋にはチリチリとした焦燥感のような感覚が、絶えずあった。

 それは『危険感知』のスキルと同じ感覚だ。


 俺はようやく魔力が戻ったのかと思い、一つ二つスキルを試してみたけれど、何も発動しなかった。

 どうやら、緊張しているせいなのか判らないが、これは気のせいのようだ。


「何事も無くて、残念だったな」


 俺は少し皮肉を込めて、イストにそう言う。

 しかし奴には、少しも俺の皮肉が通じていないようだ。


「その小僧が俺たちの先行役をするのが、ここに同行させる条件だからな」


 イストは、アッサリとそう言ってのける。

 その言葉の意味する事は、それ以上でもそれ以下でもなくて、俺を論破してやろうとか、言い訳をしようとかいう、そんな意図すらも含まれていなさそうだった。


「そうだ。 お前はともかくとして、そっちの綺麗なお嬢ちゃんまで先行役を買って出る必要は無いんだぜ。 今からでも遅くないから、こっちに来いよ」


 マルコムとか言う小太りの男が、そう言って下卑た笑みを隠そうともせずに、バルを手招きしていた。

 しかしバルは、まるでそれが聞こえていないかのような表情で後ろを気にしていて、例え社交辞令でもマルコムの相手をする気が無いようだ。


「けっ! 偉そうにしてても、たかが女の細腕で何が出来るってんだ。 どうせ、いざとなれば悲鳴を上げて逃げ回る癖によ」


 マルコムは小指の先程もバルから相手にされなかった腹いせに、そんな捨て台詞をわざと聞こえるように言った。

 それでもバルは、マルコムの存在を認識していないかのような態度を崩さない。


 たちまち、マルコムの顔が怒りで真っ赤に染まるのが見えた。

 いきり立つマルコムを、周りの仲間が懸命に宥めている。


「けっ、女ごときが気取りやがって」


 そんな声が聞こえてきたけれど、バルをただの女の子だと思っていたら大怪我をするのは、そいつの方だ。

 とは言え、俺も少女形態のバルとこんなに長く一緒に居るのは初めてで、幼女形態の時と、戦闘力がどう違うのかすらも判っていないのだけれど…… 


「そろそろ、先に行って貰おうか。 こんなところで仲間割れをしている場合じゃないぞ」


 そう言うイストに、すかさず『あいつらは、仲間じゃねえ!』と言う反論が聞こえてきた。

 しかしイストがギロリと睨むと、その発言をしたマルコムは下を向いて黙り込んだ。


 俺は、バルとサイガを促して先に進むことにした。

 左側に居たバルの背中に、恐る恐る左手の指先をチョンと触れさせて先に進もうとした俺の耳元に、バルが顔を近づけて囁いた。


 バルが漏らす吐息混じりの小さな声に、熱い体温を感じて戸惑った俺は、バルが何と言ったのか聞き取れなかった。

 思わず聞き返してしまった俺に、バルはこう言った。


「多少は時間稼ぎになったかしら? まだ、カズヤの魔力は戻らないの?」


 俺は、バルの態度にそんな意図があった事にも驚いたけれど、それよりも自分と同年代の奇麗な女性に耳打ちされた事に動揺していた。

 それはあっちの世界で、お互いに相手を想う気持ちを分かり合った紫織とならば、その行為は純粋に嬉しかったりする。

 しかし何を考えているのか判らないバルが相手だと、こうも戸惑い動揺してしまうものなのかと俺は驚いて居たのだ。


 俺は、そんな訳の判らない感情を押し隠すために、少しぶっきらぼうに無言で頷く。

 それは、俺のコンディションを心配してくれているバルに失礼な態度だと判っているけれど、それ以上に妙な気恥ずかしさが俺の中では優っていた。


 サイガは、心配そうに俺とバルを交互に見ていた。

 俺は、サイガの頭をポンと左手で軽く叩くと、二人に告げた。


「じゃあ、先に進むぞ。 バルはサイガを頼む」


 バルがコクリと真面目な顔で頷いて、俺たちは転移魔法陣のある部屋を出て通路へと出た。

 部屋の扉は、開きっぱなしだ。


 無理矢理にこじ開けたのか、入り口周辺の壁に破損箇所が見える。

 壊される前の出入り口は、キッチリと測って作ったような長方形なのだろう。


 俺は右手に握った魔導ハンドガンを、確認するように再び握り締めた。

 今は、自分の身を守るのにもサイガを守るのにも、これだけが頼りだ。


「それで血の臭いってのは、間違い無いのか?」


 俺は横に居るバルに、そう訊ねる。

 バルは、コクリと頷いて言った。


「益々、強くなる感じよ。 まだ、カズヤの嗅覚では感じられないの?」


「ああ、ほこり臭いようなカビ臭いような、まだそんなものしか感じないな」


 俺は、正直にそう答える。

 それよりも、気のせいだと思ってはいても、『危険感知』の警告と間違えそうなチリチリとした感覚が俺の首筋から消えない方が、気になっていた。


 念のためにと試してみても、相変わらず魔法は使えない。

 いったい、ペナルティの時間はどれくらいあるのだろう。


 転移魔法陣のある部屋から通路に出て感じるのは、思っていたよりも暗いという事だ。

 魔力が戻らず『暗視』スキルが使えない今の俺にとって、通路の所々にあるはずの照明が壊れているこの廊下は、ようやく物の輪郭が見えるという程度の明るさしか無い。


「おい、魔法使いの兄ちゃん、照明代わりの火を灯せないのか? 手持ちの魔法照明は帰りの事を考えると、まだここで使いたくないんだ」


 俺は、黙ってアイテムボックスから、こっそりと小型のLEDスティックライトを取り出した。

 それはイベントやコンサートなどで、サイリウムの代わりに使われている物だ。


「俺も、魔法を安売りしたくないんでね」


 勿体ぶったような言い方で魔法を使わない理由をでっち上げて、俺はスティックライトのスイッチを入れる。

 たちまち、周囲に溢れる白い光に、イストとその仲間たちがどよめいた。


 サイリウム代わりに使われるLEDスティックライトの光は、あっちの世界の照明と比べれば、それほど強い訳では無い。

 だけど、この薄暗い空間の中を照らすのには、充分な照度があった。


 イストたちの反応から推測すれば、彼らが持っている魔法照明よりも、LEDスティックライトが放つ光の方が強いのかもしれないと思った。

 しかしそれでもLEDスティックライトの事を訊ねてこないのは、これも魔法照明の一種だと思っているのだろう。


 俺は、左手にLEDスティックライト、右手に魔導ハンドガンというスタイルで、通路を左に進む事にした。

 それは、イストが前回も左に進んで下の階層への通路を見つけたからだという、それだけの理由だ。


「兄ちゃん、なんか少し生臭いような嫌な臭いがする」


 先程からクンクンと鼻を鳴らしていたサイガが、俺に向かってそう言った。

 バルが、それを聞いて小さく頷く。


「さっきよりも、血の臭いが強くなってるわ。 それにタンパク質が腐敗したような臭いもする」


 言われてみれば先程は感じられなかった、魚が腐ったような独特の腐敗臭に混じって、生臭いような血の臭いが俺にも感じられた。

 それは、後ろから着いてくるイストたちも同様だったようで、にわかに動きが慌ただしくなったようだ。


「お前ら、そろそろ気を引き締めて行けよ。 そろそろ遺跡の化け物と出くわしても不思議じゃねーぞ。 ミゲルは、そろそろ詠唱を始めとけ」


 後ろで、イストの指示が聞こえた。

 場所とタイミングを考えればその言葉には何の不思議も無いけれど、俺は少しだけ違和感を覚えていた。


 右手で魔導ハンドガンをギュッと握った指を少し開いてから、やんわりと握り直す。

 サイガは左手の弓を確かめて、右手の指の間に挟み込んだ二本の矢のうち一本を、弓にセットしていた。


 バルだけが周囲に気を配りながらも背筋をピンと伸ばして、まるでモデルのような淀みない歩き方でサイガの左側をキープしている。

 その姿は、まるでイストたちが警戒する化け物など気にもしていないかのようだ。


 その時、俺はふと思った。

 イストは何故その化け物の固有名詞では無く、敢えて『遺跡の化け物』という曖昧な言い方をしたのだろうと。


 そんな俺の思考に無理矢理割り込むように、首筋に感じるチリチリした感覚が更に強まる。

 俺は通路の前方に見つけた物を指差して、自分が思っているよりも大きな声を出していた。


「おい! あれ、人じゃないか?」


 通路全面に広がる、LEDスティックライトの白い薄明かりに照らし出された物は、前方に横たわる黒い陰だった。

 最初は床の染みのように見えたそれに近付いてみると、どうみても人間が倒れているようにしか見えない。


 そして、それは一つや二つじゃ無かった。

 なんと、通路のあちこちに人が倒れているのだ。


「死んでる奴等に構うな。 俺たちの目的はもっと下の階層だ」


 立ち止まろうとした俺に、イストからそんな声が掛けられる。

 たしかに、どうみても倒れて居る人間たちは、まだ生きているようには見えなかった。


 何故なら、通路に倒れた人間たちからタンパク質が腐敗する独特の臭気が漂ってきていたからだ。

 間違い無く、彼らが死んでから数日が経過しているのだろう。


 先行しているという冒険者達は、毎日この死体を越えて進んでいるという事になる。

 つまり、それほどここでは死体が珍しくない上に、そう簡単に回収すらされないと言う事なのだ。


 確かに、これでは遺跡が初級冒険者お断りなのは、納得するしか無い。

 中級冒険者以上でも、この様なのだから。


 首筋に感じる焦燥感にも似た感覚が耐えられない程に強まった時に、俺の周囲の動きが突如スローモーションに切り替わった。

 突然異空間に放り込まれたような、それでいてどこか慣れ親しんだ感覚から、俺は『見切り』スキルが発動した事を理解する。


 いつもなら何が来ているのか判らなくても、すぐに回避行動だけは開始するはずなのに、俺は真っ先に魔法が使えるかどうかを試していた。

 しかし、『コンポジット・アーマー』が発動した感覚は得られない。


 これはいったい、どういう事なのだ!

 俺は状況を理解出来ずに、混乱していた。


 これは間違い無く、あっちの世界でログアウト不能事件に巻き込まれた全員に特別付与された、ゲーム内で死なない為のパッシブスキル、『危険感知』と『見切り』では無いのか?

 これに不死身のスキルとも言える『超回復』を合わせて、ゲームのスキル体系には存在しなかったパッシブスキルの三種セットが、ゲームの中で一人でも多くがログアウト出来る日まで生き延びる為に、急遽付与されたのだ。


 しかし、何度繰り返しても『コンポジット・アーマー』も『ブレス』も『加速アクセル』も、どれ一つ発動しない。

 俺は発動するはずの魔法が発動しない事に焦り、自分が『見切り』によって危険回避のために与えられた貴重な時間を浪費している事に、まったく気付いていなかった。


 気付けば、危険回避のために動くべき時間を、すべて使い切っていた。

 もしも魔法が使えていれば、『見切り』によって生じた回避時間も『ブレス』や『加速アクセル』を使う事で、避けられるはずだった。


 しかし人並の肉体能力のままでは、『見切り』が発動してすぐに回避行動に移らなければ、ゆっくりと流れる時間感覚の中で自分の体すらも重く鈍くなり、周囲の速度に合わせてゆっくりとしか動かないのだ。

 自分の右肩に感じる僅かな圧力に気付いた時は、もう遅かった。


 俺の付与魔法で保護されている迷彩服は、それごと肉体を引き裂こうとする鋭い爪の打撃に耐えきったけれど、その中にある生身の体は強烈な圧力にも衝撃にも耐えることは出来ない。

 俺はスローな世界の中で、右肩がメリメリと変形して押し潰されるのを、ずいぶんと長い時間感じていた。


 フワリと簡単に浮き上がった体が、宙を舞い左の壁に叩きつけられる衝撃も、スローな世界で味わうと、それはまさしく肉体的にも精神的にも拷問に等しい。

 左肩に続いて俺の頭が固い壁にゆっくりと押しつけられて、当たっている左側頭部が熱く燃えたように感じた。


 自分の体が壁に衝突する衝撃の中でも『見切り』は確実に発動していたから、衝撃に耐えきれず徐々に潰れてゆく自分の体を、俺は何十倍もの時間をかけて味わっていた。

 そんな長い時間の中で、俺はどこか他人事のようにバルの動きを目で追っていた。


 彼女は、俺とほぼ同時に左方向から加えられた二体の黒い襲撃者の攻撃を、サイガを胸に抱きながら回避していた。

 俺は徐々に薄れ行く意識の中で、バルの豊かな胸にギュッと密着させられて抱きかかえられたサイガを、場違いにもどこか羨ましくさえ思っていた。


 しかし、何故か俺の意識はそこで途切れなかった。

 急速にハッキリと回復してゆく意識の中で、酷いダメージを負ったはずの左側頭部や左半身と右肩の痛みが、急速に消えていた。


 『超回復』だ!

 俺は、明瞭に再起動した意識の中で、そう確信した。


 自分の手で触れて確認してみると、すでに頭の損傷も体の損傷も自動的に回復していた。

 俺に対する危険が終わったからなのか、すでに俺は死んだと思われているのか、周囲の景色は通常速度に戻っている。


 バルは、すでに二体の黒い何かを切り裂いて、サイガを抱いたまま俺の方に走りだしていた。

 イストたちの方を振り返ると、すでに三人が床や壁に叩きつけられて血溜の中に沈んでいる。


 退却を促すイストの声が聞こえるが、それを合図に俺たちを置いて駆け出したイストたちが、まるで急ブレーキを掛けたかのように立ち止まった。

 その視線の先を見れば、転移魔法陣があった方向からも、複数の黒い陰が通路の角から姿を現していたのだ。


 立ち上がろうとした俺の左手に、固く冷たい何かが触れた。

 反射的に手を引いてそれを確認すると、それは俺と一緒に吹っ飛ばされた魔導ハンドガンだった。


 俺はそれを右手に持ち替えて、壁を背に素早く立ち上がる。

 一応試してみたけれど、まだ魔法は使えない。


 俺に駆け寄ろうとしていたバルを、別の黒い何かが襲っていた。

 左手でサイガを抱きしめながら、バルはその攻撃をクルリと華麗なステップを踏むようにして体を半回転させ、紙一重で回避しながらも敵を床に上から叩きつける。


 グシャリという湿った音がして、黒い人型の化け物はピクリとも動かなくなった。

 それを見て、バルを取り囲む黒い敵が明らかに怯んだ。


 通路の先からも、次々に黒い人型の何かが現れて、俺たちの進路に立ち塞がっている。

 振り返れば、退路も次々に現れた多数の黒い人型をした何かで一杯だ。


「ふざけやがって…… 」


 『見切り』が発動していると言うのに、相手の攻撃を受けてしまったのは明らかに自分のミスなのは判っているけれど、俺はその怒りの矛先を相手に向けることにした。

 バルが戦意を回復した俺を見て、クスリと笑みを漏らした。


 って言うか、いつまでサイガをその立派な胸に抱いているんだ?

 サイガもサイガで、いつまでバルの豊かな胸に顔を埋めたままで居るんだ?


 こんな緊迫した状況だと言うのに、俺は戦闘とは関係の無い煩悩から解脱できずにいた。

 当たり前だけど、幼女の時はこんな事なんて無かったのに、少女形態のバル(バレリー)が近くにいると、どこか平常心ではいられない。


 俺もまだまだ若いな、なんて自分で自分にボケて、んなもん当たり前じゃねーかと、自分で自分に突っ込みを入れる。

 一見余裕があるようにも思えるけれど、自分でそれは違うと判っていた。


 俺は自分と同年代にも見える、信じられないような金髪美少女のバルに、ずっと動揺しているのだ。

 だからこそ、それを誤魔化すために自分に余裕があるかのように、振る舞おうとしているのだと、俺は内心で気付いていた。


 今の俺にとって、少女形態のバルは刺激が強すぎる。

 俺は、自分の煩悩を振り払うように、頭を小さく振った。


 そんな馬鹿な事をしているうちにも、通路の前後から現れた黒い人型の敵は、俺たちとの間合いをジリジリと詰めていた。

 いつの間にか押されて後退するイストたちが、俺たちの方に近付いて来ていた。


 黒い化け物は、小柄な人型で全身の皮膚は黒っぽい色をしている。

 明るい場所で見れば、もっと違う色合いなのかもしれないけれど、ここではそこまで判らない。


 身の丈は、サイガほどしか無いけれど、先程の攻撃を振り返って見れば、その動きは目で追うのが難しいほどに速かった。

 真っ黒な全身には、何か衣服のような物を身に付けているようにも見えない。


 かと言って、奴等が裸なのかは明確には判らなかった。

 余計なお世話だけれど、股間に余計な物が見えないから、何かを身に付けているのかもしれないとは、思った。


 黒い顔に大きな目玉が二つあるのは、そのギョロリとした白目の部分だけが薄暗い中でも目立っている事から、良く判る。

 奴等の一際大きな両手には、黒光りする長く凶暴そうな爪が伸びていた。


 例え小柄だとは言えども、俺を軽々と壁に叩きつけた膂力は恐るべきものがある。

 俺は、まだ魔法が使えない事を確認してから、そっと魔導ハンドガンのレーザーポインターをオンにした。


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