『カタギのお仕事』リターンズ
映画館でチケットを買おうと『孤狼の血』のタッチパネルを開く。
が、席がない。一番前の席がパラパラと3つ空いているだけである。
子供たちと観に行った『千と千尋』で首を痛め、一番前の席は、凝りている。
特別観たかったわけではない。ほかに観たいものがなかったので選んだだけだ。
嫁さんと軽く食事をして家に帰る。
映画の内容を知らない方のために簡単に説明すると、「○○○VS警察」である。
オール広島ロケと言うことで客も入ったのだろうが、全国的に見ても興行成績はよかったようだ。
早くも続編が決定とのニュースが入る。
さて、舞台となった呉で原作者のサイン会があった。
参加者の中にいかにもその筋らしい人が二人ほどいた。
著者に質問のコーナーで、そのうちの一人が挙手をする。会場に緊張が走る。
それも一瞬で、にこやかな笑顔と軽妙な問いかけに会場に笑いが漏れる。地元の人で、エキストラとして映画に出ていたのだという。
だが、やはり、ただものではなかった。
おじいさんは、あの『仁義なき戦い』の抗争で活躍したらしい。
……さすがは呉である。
先日、『カタギのお仕事』を、近況の手紙とともに、元スタッフである女性に送ったところ、○○○ネタの返信があった。
近所の○○○な人たちの日常話。駅前の店舗で、「のし袋」を販売後、「のしの表書き」を頼まれたときの中に入れられた札束の尋常ではない厚みの話。(当日、駅前に黒塗りの車が列をなしていたので出所祝いと思われる)
そして学生時代、大阪の友達のバイト先の社長が元○○○で両手の小指がなかったこと。食事をおごってもらった上、奈良にも遊びに連れて行ってもらった話。
……さすがは本場である。
いやいや、ここは、さすが女は逞しい、と締めるべきであろう。
※さて、上記を書いてから数か月。今になって思いあたったのであるが、その友達は、一体どのようなバイトをしていたのであろうか?
※3ページ先 元スタッフによる今回の回答 Re:『カタギのお仕事』リターンズ




