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24話、本人を家ごと改造してもイイですかねぇ?

先月何故だか一瞬ランクインした模様で、そーいやこんな話書いてたなと思い出しました。最終投稿は3年前なんですねぇ……(汗)


また投稿再開させます。

お待たせした方が居ればですがお詫びします。m(_ _)m


『アシュリーちゃんが可愛すぎる件』。


とはいっても、異性として好き!とかは皆無。

だって俺には唯一不変な愛妻居るし〜。

だからどちらかと言えば、長男とそう年齢の変わらない子供に向ける微笑ましい感情が一番近い。なんせガワの内側は三十路のオヤジだもの。女顔だろうと女に見られようと俺はオトコだ!と声を大にして言う。


―――誰ですかぁ?ムダだとか言ってるの!?


閑話休題(それはともかく)。


俺の意を受けた(と勝手に思った)ユーリ(領主サマ)がその身を獣化させて情報収集すべく光のごとく走り去るのを驚きはしたが止めずに見送り、別名『ダレ部屋』……では無く『作戦会議部屋』である俺の自室で護衛役兼婿候補の兄二人に向き合う。


細かいコトはユーリ(領主サマ)の報告を待つとして、今手元にある大まか部分を改めて検証するためだ。アドルフ兄は長らくユーリ(領主サマ)の傍らに仕えたので腕のたつ騎士ながらも参謀タイプだし、アルフリード兄も幸いな事にただただ肉体の強さを極める脳筋では無く、周囲の状況分析をしながらその鋭い直感をフル回転させて戦える珍しいタイプの騎士だったりする。


本人達曰く、俺と一緒に戦う為には必要な己の一番の長所を鍛えた結果だとサラリと宣うが、どんだけ俺至上主義なの?とやや呆れる部分。まぁ慣れたが。


一応、表からしかも二箇所にアシュリーちゃんの身辺調査を頼みはしたが念には念を入れよう。

ココが『乙女ゲームの世界』であり、それに纏わる鉄板テンプレがゴロゴロしてる以上自衛は大事。


本物(対象者)が失くなり偽物(俺)が介入した事によって正しい世界の前提が崩れたとしても、世界(神)が前提を変えようとしてたとしてもナニが起こるか分からない以上、常に先を変えるべく動くのもまた鉄板テンプレだし第一俺の気質が満足しない。受け身で後手に回って良いコトなどほぼ無かったしなぁ……。


さぁて、改造するのは本人だけで済むのかな♪


******


…………てぇやっぱり乙女ゲー世界の強制力(鉄板テンプレ)は健在ですか、そうですか。


唯一の救いは虐待が無いってコトだけど、状況放置と強制は立派な虐待だと常日頃から俺は思っとります。本人の意思を無視する時点でもそうだし、一人では生きて行く事の出来ない貴族の子供に自分の立場を分からせた上で脅してるのと同じ。それに抗いながら懸命に生きる一部の子供(ウチの長男)みたいなのもいるけどアレは例外中の例外。それに結局は救えなくて俺の出番になった訳だし。


まぁ今は違う世界に居るから手出しは無理なんだが。

第一に今は関係無いから詳細もまぁよかろう。


要は、あのバリ悪役令嬢風外見はアシュリーちゃんの趣味では無い、と。この部分のみは一安心。

いやだっていくら良いコでも悪趣味と付き合いする気は無いから!身分高いのに服飾に半分人生捧げた身内を見ていたせいかお陰かは知らんが、俺もそれなりにこの方面には詳しいし見る目もあるつもり。


リボンとフリルとレースが雑然と配置された原色のみドレス。ちなみにその隙間を埋めるがごとくに宝石が縫い付けられてんだよね。ダレよこれ考えたの?!


暑い、重い、見苦しいの三拍子ならぬ三重苦のつまったドレスなんて早々お目にかかる機会は無い筈なのだが、着ているアシュリーちゃんごときっちりと存在してるんだから開いた口が塞がらない。コレをデザインしたデザイナーも着るのを強制したヤツも一緒に潰して埋めるか浮かび上がれない場所に深く沈めればいっか、この際だし。 


……一番このデザイナーに腹が立ったのは、かつて(8歳まで)のお嬢様の趣味と重なる、ある意味当時の黒歴史を彷彿とさせる上にやたら思い出させられるから。


八つ当たり?まぁ否定は致しません。


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