息抜き
夢で良かったと心から思った。
目が覚めたら朝の5時だった。外は朝陽が登り、赤色に染まり家々を照らして綺麗なコントラストである。
私はコートとマフラーを来て散歩に出ることにした。少し肌寒く、手袋をしてこなかったのは準備不足であった。私は家からの15分くらいの道のりの大きな公園に行くことにした。
歩いていると犬と散歩しているおじさんに話かけられた。
「お嬢ちゃん、朝早いね。散歩かい?」
陽気なおじさんである。
「はい。ちょっと目が覚めて、頭のリフレッシュに…」
人からいきなり話しかけられると言葉がとっさに出てこない。だけどおじさんとは割りと話しやすい。
そういう世間話をしながら、おじさんも一緒に公園に向かった。
公園は記念で作られたもので森林が広く続いている。鳥の囁きがとても気持ち良い。
おじさんと別れて道を歩く。たまにタヌキなどもでてくる。結構かわいいのである。そんなことを考えているとそろそろ時間がやばくなってきたので家に戻ることにした。
たまには朝早く起きるのもよい。散歩して頭をリフレッシュするのも良いし、文学部で書いている小説の続きを書くのもよい。頭がぼーっとしていることもあるが雑念が無くて小説に集中できる。
何の小説を書いているかといえば、貧しい家に生まれた少女が奉公として屋敷のメイドになる。そこの主の息子としてはいけない恋をする。身分は違えど思いは通じあっている。私が憧れるような恋物語を書いているのだ。
これを部員に見せるのは結構恥ずかしいものだ。小説を見られるのは自分の裸が見られているようなものだという例えもあるくらいだ。




