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澪の顔
団地の異変にあなたは気づけますか?
「凜乃さん?」
私が問いかけると、凜乃がふりかえる。
「はい?」
「入る前に、電気ここ通ってませんよね?」
「どうやって調査するのですか。」
「。。。。。。あ。」
凜乃の顔色が変わった。
「先輩。。。なにやってんですか。。しかたないなぁ。。」
澪はそういうと、ズボンのポケットから小さい懐中電灯をとりだした。
「2つしかありませんけど。。ないよりはましですよね?」
「凜乃~澪という頼もしい後輩がいてよかったね~」「う~!」
凜乃がふてくされたかのように、うなった。
「私はいらん。澪と凜乃がもつといいさ。」
「幸さん。。ありがとです!では、いくですよ!」
私たちは、団地のへやがあいてるかたしかめていった。
「ここもあいてないです~」
「こっちも~」
「同じく。。。」
「あいた~」
だれかがいった。
「。。。。。。」
澪の顔が青くなった。
「いこ~」
凜乃の声できづいたのか、澪は走ってむかった。
なんだ?あの顔。。。
「幸!」
「あいあい。」
私も走っていった。
次回もおねがいします!