9.初仕事です!
「おはようございます」
やはり、仕事始めは挨拶が肝心だよな!
最初は挨拶が出来て声がでかいやつが仕事できるみたいなこと言われたし。
「おはようございます。コガネさん今日からよろしくお願いします」
「まだ名乗ってませんでしたね。私の名前はエラといいます」
昨日面接をしてくれたメガネの美女はエラさんというようだ。
昨日アリスに聞いたのだが、エルフ族のようでこの世界にもエルフは存在しているようだ。
「早速ですが仕事の内容を説明します。書記というのはギルドに届け出がされる仕事であったり、採用募集の商人から提出される資料に間違いが無いかを見ていくところになります」
「それを元に資料を作成して魔法省に提出するというものです」
公務員みたいな仕事なんだろうと勝手に思っていた。
仕事内容を聞いて一つやってみたのだが必要事項の記載の欄に内容等が書いてあるのでそれを確認していく作業のようだ。
実際間違いがあるとその人に訂正をお願いしたり内容が本当なのか調査に出ることもあるそうだ。
一定期間で今でもその情報が正しいのか確認するということもやるらしい。
俺は仕事内容に関して討伐や魔法、薬草の種類がわからないため、最初はすでに提出されているものが正しいのか確認するという仕事を与えられた。
「わからないことがあれば何でも聞いてください。細かい部分であればあそこにいるソフィーが詳しいのでそちらに聞くのもいいと思います」
先輩はソフィーさんというようだ。
ギルドで働いている人はなぜか女性が多く男性がほとんどいなかった。
聞いてみると討伐担当とか力仕事系になっておりほとんど外出しているとのこと。
とりあえず仕事を一通り教えてもらったのでソフィーさんに挨拶に行く。
「今日から仕事を一緒にすることとなりましたコガネ言います。よろしくお願いします」
「……よろしく」
「まずは何からやればいいでしょうか?」
「……はい」
突然紙を渡された。
多分物静かな人なんだろうな。
仕事中なのかこちらを見向きもしないまま渡してきた。
前の職場でもこんな感じでみんな忙しそうだったからなにも気にしないけど。
紙を見ると手紙のようだった。
「え?」
「……今日からくるって聞いたから。話すのニガテだから書いた」
なるほど人見知りなんだろうな。
髪はぼさぼさというか髪がもっさりとしていて目は髪で隠れていた。
とりあえず読んでみることにする。
~今日の予定~
今日から初仕事だね。うちは結構忙しいけど頑張って仕事覚えてね。
私は人見知りであんまり話すのが上手じゃないから手紙にしましたごめんね。
私の名前はソフィーだからわからないことは気軽に聞いてくれたらうれしいな。
とりあえず今日やることは、書類が多すぎて手をけるところがわからないと思う。
だから最近魔法省から戻ってきた資料を見てどんな仕事をする商人なのかを読んでから実際に見に行ってくるとわかりやすいと思うよ。
魔法省から帰ってきた資料はボックスにまとめてあるからそこを見てね。
確認した資料を見て外出するときは私に声をかけてね。
大丈夫。私でもできるからコガネ君にもできるよ頑張ってね!
「めっちゃ饒舌じゃん」
「……」
あれだ文書だとめっちゃ話すタイプの人だこれ。
なるほどそういうタイプなら筆談中心でやればうまくやれるかもしれない。
「ありがとうございます。ソフィーさん頑張りますね」
よし、ソフィーさんもいい人そうだし言われたことをこなして仕事を覚えるところからはじめよう。
コガネの新たな職が始まる!!!
お読みいただきありがとうございました。
投稿ペース等ばらばらですみません。
1日1回を目標にこれからも頑張っていきます!
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