ワンピースの布を選ぼうの件
「ノースリーブのワンピース……
夏かぁ……やっぱり白いワンピース?」
私たちはユザワヤに来ている。
私たち二人のクラブTunTunPonでワンピースを作ることになり、
布を買いに来たのだ。
「和佐ちゃん、私は白いワンピースを着こなす自信がないよ。」
「えっ、白いワンピースって難しいの?」
「あれは絶対着る人を選ぶよ。」
「白いワンピース着て、麦わら帽子が風に飛ばされそうなのを押さえる……って、定番じゃん?
まあ……
私の薄い顔じゃあ、幽霊みたいになるか……」
二人であーだこーだと布を見る。
「あえてキティちゃん柄でいくとか?」
「絵柄が小さかったらいけるかも……」
私は一枚の布を触る。
「こういうヒマワリ!花!黄緑!みたいなクッキリした感じ、かわいいなァ。」
「おお。いいんじゃない?」
「でもなァ……髪型もさァ、かわいいと思っても、
私がやると似合わないんだよねェ。」
「髪型は、あるあるだね。」
「ま、悩んでもどうせ最初のに戻って来るから、これにするよ!」
私は布の塊を引っ張り出す。
「おお、和佐ちゃん、早い。待って、全然私、決まってない。」
「白、いっちゃう?」
「いきません。」
◆『元公爵令嬢の小さな宿屋―年下の町医者が、客でもないのに今日も会いに来ます』
https://ncode.syosetu.com/n8605mt/
◆続・元公爵令嬢の小さな宿屋―陶器市で年下の町医者と手をつなぎました【本日完結予定】
https://ncode.syosetu.com/n0955mu/
お気に入りのキャラクター・場面がありましたら★評価・感想を頂けるととても嬉しいです!
一言でも大歓迎です!




