第48話
鑑定!
名前:フィールド
年齢:13才
職業:神託の巫女
状態:空腹(催眠)
LV:10
攻撃力:F
体力:F
魔力:A
素早さ:E
器用さ:F
かしこさ:E
運:E
職業スキル
告知 プロシージャ
神聖魔法
浄化
俺はフィーに鑑定をかけた。
結果が上記のものだ。
年は、俺の1つ上の13歳。
職業は、”神託の巫女”
この年で、働いてるんだから、偉い。
って言っても、この世界なら普通なのかも。
ステータスは、レベルが 10で、魔力がAか…
んー
まぁ、いいか…
問題は、スキルだ。
職業スキルなんてのがあるのか
告知
とりあえず、じっと見てみる。
詳細がモーダル表示された。
告知
この世界に起きるであろう事を知る力
サブスキル ティザーによって、告知された事の詳細断片を見せる事が出来る
ふむふむ
告知か…
ゲームで言う所の、イベント告知! インフォーメーション! お知らせ!
あぁ、なるほど。
この世界に、これから起きるであろう事が、神託として下るって事か。
イベント告知の能力が、”神託の巫女” の力って訳か。
やっぱり…ゲーム世界に転生したと見るべきかな…
ゲームのしくみ的な奴とか、プレイヤーが受けられるサービスが
NPCに、スキルとして、与えられてる感じがする。
母さんの、ディリーミッションしかり、今回の告知も、そんな感じだ…
ふむ
まぁ、いいか…
とりあえず、スキルの確認だ。
サブスキル ティザーの文字をじっと見る
ティザー
告知された事の詳細断片を見せる事が出来る
ティザーか…
俺の知ってるゲームだと、ゲーム内のお知らせは、文字情報や、簡単な画像で、
イベント内容を ”お知らせ” してるが、ティザーサイトへのリンクを用意していて
詳細は、そちらで、動画を使って、イベント内容をより詳しく解説してたりする。
それが、サブスキルとして、使える様になってるのか。
しかも、この説明だと、
告知された事の詳細断片を見せる事が出来る。
見せる事が出来る
って事は、第3者も見る事が出来るって事なんじゃあ、なかろうか?
………
動画が再生されるのかな?
どんな感じなんだろ? そわそわするなw
まぁ、まだ慌てる時間じゃないな。
次にいこう!
プロシージャ
詳細がモーダル表示されるまで、じっと見る。
プロシージャ
登録済の神託を実行出来る
!?
登録済の神託?
なんぞ?
ふむ。
遠い記憶を思い起こすと、名前から連想するに…
ストアドプロシージャ
これなんだが…
んー…
ストアドプロシージャってのは、データベースに対する連続した複数の処理を
まとめて実行出来るって感じのものだったはず。
推測だけど、プロシージャってスキルが、ストアドプロシージャを
実行出来るスキルだったとすると、
フィーの名前をパラメータとして受け取って、ストアドプロシージャを実行して
いれば、ModifiedBy(更新者)にフィーの名前が登録されていても、おかしくはない。
んー…
登録済の神託か……
何が登録されているんだろ…
街の人全員を、石に変えます的なのとか…
あったんだろうな。
催眠状態で、誰かに使わされたとかかな。
んー
無邪気に使っちゃったってのも、ワンチャンあるw
まぁ、冗談はおいておいて、
どうやって聞く?
催眠状態ってのがなー
困る。
プロシージャみたいな言葉を聞いたら、変なスイッチとか
入っちゃって、知らない魔法とかスキルとか使われたりしたら
ヤバいしな。
あ! そういえば、俺の鑑定って、ユニークスキルは、分からないんだった。
ユニークスキルを持ってる可能性もあるよな…
んー…
「カラム? どうしたの?」
「ん? なんでもないよ。ちょっと考え事してた」
やばいやばい。
サイレントで、鑑定してたんだけど、気を取られ過ぎた。
でも、最後のスキルの確認だけしちゃいたいな。
ごめん、フィー
神聖魔法
浄化
これも、詳細がモーダル表示されるまで、じっと見る。
フィーは、目の前だが、モーダル表示には気がついていない。
浄化
不浄なるものを浄化する
不浄なるものか…
良くわからないな。
ぶるっ
夜の外で、お水を飲んだり、ご飯を食べたりしたから、
カラムはトイレに行きたくなった。
そう言えば、フィーはどうしてるんだろ?
2日も我慢してるのかな?
「あのさ…」
「なに?」
「聞きづらい事を聞いちゃうけど、いい?」
「うん、いいよ。なんでも聞いて!」
「その…トイレとか、どうしてるの? 我慢?」
「あーその事か。わたし、おしっこも、うんちもしないから」
「え!?」
なんだこの娘? アイドルみたいな事を言いだしたぞ。
「どういう事?」
「もしかして、カラム、おしっこしたくなったの?」
「え? いや、そういう訳じゃないけど…」
「なんだー、早く言ってよ。わたし、浄化って魔法が使えるの。
浄化を使うと、おしっこ無くなっちゃうから。
カラムに、使ってあげるね」
「え!?」
「浄化!」
『SkillAnalysis Success!!』
アラートがあがった!
「どう?」
「ん…」
あれ、おしっこしたくなくなったぞ。
「あれ? なんか変な感じ」
「おしっこ、したくなくなったでしょ?」
「うん…なんか、恥ずかしい…」
ふふふと笑うフィー
「我慢してたんじゃなかったんだね」
「そうだよ。この魔法を使うと、お風呂に入らなくても、綺麗なままなんだ」
「へー」
凄いスキルだな。しかも! ゲットしちゃったよ!
「これからは、わたしが、カラムを綺麗にしてあげるね!」
「あ、ありがとう…」
助かるんだけど、なんか、恥ずかしい…
身体の中の不浄なものまで、無くしちゃうんだ。
すげーな、浄化!
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