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TS猫耳美少女の異世界スローライフ!  作者: 四葉桜
第一章 旅の始まり
9/54

その9:訓練初日 午前の部

 訓練初日

 メニュー『体力作り』


「いいかいエリス?何事もまずは基礎体力だ。手始めに今日はお昼までに、昨日寄った湖まで行って帰ってくる事を訓練とする。」

 へ......?

いやいやおかしいでしょ!!

 無理無理無理!!

 開始早々に死んじゃいますよ凛さん!


「昼までに戻って来なかったらご飯を抜きにする」


 な・ん・だ・と!

 でも、往復なんて無理ーーー


「戻って来れたらご飯にお肉を付ける」


 マジか!!

 仕方ない、やってやろうじゃないか!


「じゃー、行ってらっしゃい」

「行って来まーす!」


 必ずお昼までに戻って来るぜ!


 〜4時間後〜


「た......ただ..い...ま...戻り....ました」


「お、頑張ったね」


 死ぬ......冗談抜きで死ぬ、足がこまめに痙攣している。

 水を......水をくれ〜!

 このままじゃ干からびてスルメになってしまう!


「はい水、ゆっくり飲むんだよ」


 差し出された水を勢いよく飲む。


「ガハッ!ケホッ、ケホッ」


 案の定、むせて咳き込む俺の背中を凛さんがさすってくれる。


「ほら、言わんこっちゃないんだから」

「す...すみ..ケホッ!ません...」


 しばらくするとだいぶ呼吸が落ち着いてきた。


「私お昼に間に合いましたか?」


 差し出された手拭いで汗を拭きながら聞く。

 そこ重要。

 じゃなきゃ何でこんなに頑張ったのかわからん!

 自衛の為 がいつの間にか お昼ご飯に変わってる気がするが、この際どちらでもいい。

気にしたら負けだ。


「ああ、間に合ったよ。よく頑張ったね」


 よっしゃ!

 お肉お肉〜♫


「すぐ準備するから、その間身体をほぐしてな」

「わかりました!」


 〜待つ事20分〜


「できたよ」


 やっとか!


「待ってました〜!」


 今日のランチは『おにぎり、肉の串焼き』と非常にシンプルなものだった。

 キュウなんか、もう既に肉を咀嚼してる。

 って......お前今までどこにいた!?


「あ〜この子......キュウだっけ。ずっとエリスのそばにいたよ」

 マジか......全然気が付かなかった!


 と脱線したな。

 今はとにかく肉だよ、お肉!


「いただきま〜す!」


 まずはおにぎりを食べ、そして後から肉を食べる。

 美味い!

 やっぱり運動した後のご飯は別格だよね〜!


「美味しいかい」

「はい、とても!」

「よかった」


 それにしても凛さんって料理上手いよなー。

 このおにぎりだって、水加減が絶妙だが、形が崩れないようにしっかりと握られている。

 家事とかも良くできそうだよな〜。

 嫁にほしいわー......なんちゃって。


 この時の妄想が後に現実になるのは、まだまだ先の話。


ここまで読んでくださり、ありがとうございますございます!!これからも本作品をよろしくお願いします!

あと、ブックマーク登録・評価・間違いの指摘もお願いします!

どうもどうも、四葉です!

ブックマークが30を突破しました!

ついでに文字数も一万を超えました!

皆さん本当にこんな私の作品を読んでくれて、ありがとうございます!

これからも頑張りますので応援よろしくお願いします!


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