りん、そろばんを英国の商会に普及させる
通貨の単位が、10進法に統一されたのは割と最近です
江戸時代は、日本でも天二地五が普通でした
りんは、張・楊・李の三人とマルース商会を目指していた
その途中、懐かしいものを見つけた
算盤である
現在の日本では、天一地四が主流だがこの時代は中国も日本も天二地五のものが普通だった
10進数が標準になった現在では、天一地四がやり易い
十二進法、十六進法、六十進法が入り混じるこの時代では寧ろ天二地5のものが応用が効いた
香港でも算盤が手に入る事を知って、りんは楊に買ってきてもらう事にした
「通貨の換算が面倒なのよね。」
もっと早く簡単にできないか考えた
最終的に一旦全部ペニーに換算して、それを最後に清の両銀、日本の両に換算する方法だった
一番面倒なのは、ポンドとシリングだった
まず240で割り、余った数を今度は20で割る、余った数が12未満かを確認する
試しにショーンの商会で、使ってみた
事務の負担がだいぶ減って、処理時間も短くなった
事務員から換算表の写しをねだられた
事務員の何人かに、算盤の手解きをする事になった
楊と李がきて、中国語に変えたものを作って良いかと聞いてきた
許可すると、写しを作り始めた
100枚までは、行かなかったと思う
翌週、李がお菓子をりんに差し出した
先日のお礼だと言う
帰り道、よく見てみるとそちらこちらの屋台や店に二人が写した換算表があった
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