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魔王城へ!(2)

投稿頻度の問題で3つに分けました、確認していないので、前話の誤字、脱字が酷いかもしれません…

それと、3月頃まで、この小説の投稿は休ませていただきます。ご了承ください

うん?は?えぇ?!人の匂いがしない?ということはあれか?もしかして実は俺、人じゃな

バチィン!!


「ってえ!」


ってまた顔か!全く同じ所じゃねーか!ヤバイ…これはマジで痛い…涙出てきた…つーか、


なんで叩いた!?


(どうせいつものくだりで、パニクんだろ?そもそも、もうパニクってたじゃねぇか

できるだけ早いうちに…と思ってだな)


まだパニクってなかっただろ?!


「……聞いて、いるか、どうかは、知らないけど、2つめは、カルの、脈拍が、なかったように、感じた」


マジか…いよいよフラ

バチィン!!!


っ!シン…お前…叩きたいだけだろ…


(てかカル、俺の攻撃が予知できてねぇのか?)


あ、そういえば、できてない…って話、逸らすなよ!


(いや、逸らしてねぇから!

てか、俺よりまずお前のことだろ?!)


まぁ、確かにそうかも…


<…主様、少し鵜呑みにし過ぎではありませんか?私には、言い訳に聞こえましたが…>


(……チッ

余計なこと言いやがって…話が進まねぇじゃねぇか…お前、転生物のテンプレ知ってんのか?!普通、初めは…ってこれ以上言うと後がめんどいか…)


ヤダー、フラグじゃないですかー、コワーイ


(今ふざけるところじゃねぇんだけどなぁ…)


…ごめん、てか、シンは俺に何を求めてるんだよ


(予知能力の限界が知りてぇ

多分、これからまた戦闘があんだろ?そんときにどんぐらいその能力を頼っていいのか、っつうのを知っときたいからな)


なるほど、さっき言ったぞ?


(予知しようとしてたのか?)


今までの感じだと、予知しようとしてなくても、勝手にしてたんだが…

うーん…


<主様、“攻撃予知”のスキルは、効果が“相手”のみです。苦言ですが、糞蛇はどうやら主様の一部、と数えられた様です>


(なんでお前はそんなにケンカ売ってくんだよ!少しは自重したらいいんじゃねぇのか?っつうか、しろ!

あ、それすらできねぇか、ポンコツだしなぁ)


<喧嘩など売っていません、貴方がそう受け取っているだけでしょう。>


まったく…シンもレイズもしっかりしてくれよ…


(…お前よりはマシだろうが)


<…>


「…カル、聞いてるか?それと、さっきから、走ってない、これ以上、時間を、無駄に、するなら、殺す」


「………ごめん、走るわ…」


「分かったなら、いい、次、同じ事が、あったら、予告無しで、殺す」


おはぎが乗ってる右肩が、心なしか熱い、チラッと見た感じだとおはぎの色が赤黒くなってるし…

これって…キレてるよなー、何でそんなに怒ってるんだろ…


(キレてるっつうか焦ってんな、カル、これは真面目にやらねぇと…ヤベェぞ)


「話は、まとまったか?じゃあ、おはぎは、攻撃するから、カルは、避けて、避けれられなかったら…分かるな?」


「なぁおはぎ、お前、急がなきゃいけねぇ事が、あるみてぇだけどよ、訓練ならいい、けどカルが、全速力で走りながらお前を避ける…なんてことしたら、ただ走るだけの時より絶対に遅くなるぞ?」


「…確かに、一理ある、わかった、仕方ないけど、訓練は、今は、諦める、だから、カル、急いで」


流石にここで…Noって言ったらただのKYだな


「…わかった」


◇◇◇◇◇


「ハァ……も、もう……ハァ…無理……走れねー…ど…んだ…け……走ら…せ………」


「あ、ぶっ倒れた」


カルが、急にバターンっとその場でぶっ倒れて、動かなくなった…

一応、拍はあるし、生きてんな…っつーことは、寝てんのか?ん?拍?おはぎが無いように感じたって言ってなかったか?…まぁ、いいか

てか、手あせがキメェ…俺を持ったまま走りやがって…


「カル、死んだのか?」


「主様!!大丈夫ですか!」


「お前ら落ち着け、大丈夫、生きてる、多分寝てるだけだ」


まぁ…当然…かなぁ…10時間近くぶっ続けで全速力で走ってりゃぁ、そうなる…か?

カルの記憶に、そんなやつ現実にはいなかったし、本当のところどうかは知らねぇけどな

あぁー、どうすっかなぁ…


「!!カルの、体が!崩れて!えっ、えー、肉、肉は、えっと、どこだ、あった、これを、口に、突っ込む!」


「あぁ!…おはぎさん!!それは生肉です!!それに少々、乱暴では…」


こんだけの事が起こってんのに、寝てる…か、これあれか?死ぬんじゃねぇか?やべぇな

あー、そうだな、とりま、体…借りるか、っつうか借りれるか…?そこが問題だな…本人の了承をもらってねぇし…

あぁー、その前に、おはぎとレイズに聞きたい事があるんだった


「なぁ、おはぎ、カルが死んだほうが早く行けんじゃなかったのか?」


「確かに、言った、けど、あれは、急がないと、いけなかった、から、脅しただけ、殺したくも、ないし、死んでほしくも、ない」


「死ぬ?死なねぇって言ってたじゃねぇか」


「じゃあ、精神と、肉体が、分離する、と言った方が、良いか?」


あぁそうか、めんどくせぇし、“死ぬ”でいいか


「いや、いい、ところでカルが崩れんの止まったか?」


「止まった様ですね、どうやら、生の方が焼いたものよりも、効率が良いようですね」


「まぁ、そうは言うが、カルが生肉なんか食わねぇんじゃねぇか?食わせようとしても、嫌がるだろうな」


「では、主様に好まれ、かつ効率の良い調理法を見つけねばなりませんね」


「まぁ、そうだけどな、そんなことは、どうでもいいんだよ」


「どうでもよくありません!!何故貴方はそんなにも主様の事を邪険にする事ができるのですか!?」


チッ、好き放題言いやがってうっぜぇ、お前は過保護過ぎんだよ…

突っ掛かってたら、時間がもったいねぇな、無視するか


「なぁ、お前ら、カルの事どう思うか、教えてくれねぇか?

主にあいつの行動とかの事な」


「カルの、行動か?」


「あぁ」


「幼いと、感じた、さらに、言えば、馬鹿だと」


「はぁ…だよな、俺の勘違いじゃなかったか」


「無視しないで下さい、それと、主様を侮辱することは、私が許しません。」


うるせぇな、何が“私が許しません”だ

一体何様のつもりだよ

……時間がもったいねぇ、我慢だ


「おはぎ、こいつについては?」


あごでレイズを指して聞く、まぁ、あごより頭で、が正しいが


「カルの、事が、相当大切で、カル中心の、考え方を、してる。正直な所、カルが、駄目にならないか、心配」


「だってよ」


「私自身は、どう言われようと構いません、しかし、主様は私という存在を創って下さったのですよ?主様は、私にとっての神なのです。私は如何なる状況においても、主様を優先します、神は、崇めるのが当然でしょう?」


あぁ、なるほど…な


「お前はカルをそんな風に見てんのか、重いな」


「なら、貴方はどのように見ているのですか?貴方も主様に創られたのでしょう?なぜ敬わず、邪険にするのですか」


「邪険には…してねぇ、お前が重いだけだろ?俺だって、それなりに考えて動いてんだよ、今だってな」


「二人の、会話にしては、珍しく、熱くない」


「それは、レイズがムカつくときはあるが、喧嘩腰でこねぇのと、俺がキレんのを我慢したからだろ?多分な」


「…我慢という言葉が貴方の辞書にあったのですね」


「……あるに決まってんだろ」


…バカにしてんのか?

……今、カルみてぇなストッパーがいねぇからな、キレたら終わりだ、気ぃつけねぇと


「おはぎ」


「何?」


「質問してぇことがあるんだが、ココで馬鹿みてぇに立ち尽くすっつうのは時間の無駄だよな?お前、急いでるんだろ?どうする?案がねぇなら、1つあるんだが」


「…………どんな案?」


「俺が、カルの体使って、走るっつう案」


「できるのか?」


「できると思うが、この前のは、命令があったからな、だから、確信がねぇ、できるかどうか実験しようかと、そのついでに、試してぇ事もあるしな」


「いけません!!」


「なんでだよ、そもそもお前が決める事じゃねぇだろうが」


「主様は、疲労によって倒れたのですよ?これ以上、主様の体に負担を掛ける訳にはいきません!それに、主様の了承を得ていません!!」


「何で疲労って言い切れんだよ!魔力かMPか知らねぇけどそれが切れたのかも知んねぇぞ?っつうか、そっちよりこっちの方が正しいんじゃねぇのか?体が崩れた理由も寝てる理由も説明がつくからな、あと、カルのOKなんかいちいち取ってたら、万が一の時どうすんだよ!!」


「何事も主様の了承を得てからの方がよいでしょう?!」


「あ¨?糞単細胞が、それしか考えられねぇのか?お前も“念話”持ってんだろ?カルの思考聴いたか?記憶を見たか?あいつ何も考えてねぇんだよ!時間の経過でさえ気にしてねぇ!!それに、記憶の中のあいつはもう少し利口だった!俺が何かやらかしたような気がして仕方がねぇ!もし、そうならその分俺が考えて、あいつの分かりやすい、考えやすいように、ヒントを出してやらねぇと!」


「主様の思考ですか?創られた瞬間は、私が愚かで、覗き、盗み聞きもしてしまいました。しかし、その後は一寸足りともそんなことはしておりません。というよりも貴方…そんなことをしていたのですね、何をしようと主様の自由でしょう!!ヒントを出し、主様の思考を促し、主様の行動を決めつけて…

それでこそ、『お前が決める事』ではありません、只の自己満足です。」


「ちょっと、ストップ、互いに、意見を、ぶつけ合うのは、いい、ただ、今は、その時じゃ、ない」


…………あぁ、糞が、キレねぇように気ぃつけてたんだがな…

…おはぎは、ストッパーにならねぇと思ってたんだが、違ったか


「おはぎは、二人の、意見は、どちらも、極端すぎる、と思う、カルに、関しては、カルの、過去は、わからない、だから、なんとも、言えないが、今から、どうするかの、案は、半分づつ、採用したい、いいか?」


「どんな風にだ?」


「カルは、おはぎが、背負って、運ぶ、その間、シンは、試したいことを、おはぎの、背の上で、やる、これで、シンの、実験と、レイズの、疲労しているから、走らせない、が、両立する。」


それだと…いくつか出来ねぇ事もあるが、仕方ねぇか、それは、またの機会にまわすか


「俺はいいけど、お前自身は背負う分、疲れるだろ?いいのか?」


「いい、レイズも、いいか?」


「…はい、色々と思う事はありますが、仕方ありません。」


「じゃあ、出発!」


誤字、脱字の指摘、感想、評価お待ちしています。

主人公が主人公してくれない…

あと、地味に能力による能力のための…の所から、カルの思考がバカになっているんですが、気付きましたか?

あと、予想以上にシンがキレて、雑なフラグがたちまくりそうです…

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