6 アイリス・カメリア
調子に乗ってアイリスちゃんから見た話を作りました。反省も後悔もしていない!(キリッ
今日は、勇者のお披露目があるということで私はとっても暇なのです。こんな日は誰も来ない図書室で一人で過ごすのに限ります。
ガチャリ
え!?誰ですか!?今日は、勇者のお披露目があるはずでは・・・
入ってきたのは、美しい黒髪の男装をした女性でした。
うわぁ・・・、きれいですね。こんな人が城にいたのですか・・・。けど、肌が病的に青白いです。幽霊さんみたいですね。
ん?青白い?
青白い肌 → 幽霊みたい → アンデット族 → 魔物「オレサマ、オマエ、マルカジリ」
・・・・・・ハッ!ま、魔物さんです!食べられます!ひぃぃ、やめてぇ・・・
ぴょこん!
こ、こっちを向きました! ←耳が隠れてないことに気付かない
ぴょこっぴょこ!
「誰ですか?」
ぴょこん!
ヒィイィイィィ!!み、見つかったのです!ど、どうすれば・・・って喋った?なんだ、人間ですか・・・
「人に名前を尋ねるなら自分から、がマナーだと思うのですが?」
魔物じゃないと分かれば、怖くなどありません!
・・・・・・
に、睨まれています・・・。でも、喋っていますから魔物じゃありませんし・・・。
ハッ!!ま、まさか高位のアンデットですか!?つ、強気です!強気になるのですアイリス!
「何?」
み、短すぎました!絶対聞こえてません!
「お、俺は正平黒田だ。黒田が性で正平が名だ」
よかったぁ・・・、名前もあるし普通の人間です。よし、会話を続けるのです!
「ふーん、珍しい名前ですね」
「うん、そうかな?」
「えーと、君は?」
「アイリス・カメリア」
「へえ、そうなんだ」
「はい、そうなんです」
「「・・・・・・」」
おお!会話できました!頑張り屋さんの私です!
私が、勝利の余韻に浸っていると今度は彼女から話しかけてきました。
「なあ、なんでお披露目見に行かないんだ?」
「めんどくさいじゃないですか」
そうです、めんどくさいし、友達もいませんし・・・
そうだ!この機会に彼女と友達になるのです!きっと、こんな図書室に来ているのですから彼女も友達がいませんよね!
「私からもいいですか?」
「ん?何々?」
よし!会話がつながってます!
「なぜ、男装を?」
そういう、趣味の方ですかね?
「ああ・・・、俺男」
「え?」
「いや、俺男だって」
「う、うそ・・・」
う、嘘です!こんなに綺麗な方が男性なんて!
ドオオオオォォォォォン!!!
「なんだ?!」
「え?何の音!?」
な、なんですか!花火の暴発ですか!?
「ちょっと、俺行ってくる!」
「あ、私も行きます!」
逃がしません!私の友達となるまでは!!!
アイリスちゃんは、天然な子です




